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DV有罪となった『アントマン』カーン俳優、週明けに刑罰が決定…最大で懲役1年の可能性

ジョナサン・メジャース
ジョナサン・メジャース - Robert Smith / Patrick McMullan via Getty Images

 昨年12月、当時の交際相手へのDVで有罪判決を受けてマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)をクビになった俳優のジョナサン・メジャース(34)。今年2月にメジャースの弁護士が提出した有罪判決の棄却を求める申し立てが裁判所によって却下され、現地時間8日に刑罰が言い渡されることに決まった。米メディアが報じている。

【画像】ジョナサン・メジャースが演じた征服者カーン

 メジャースは昨年3月25日、ニューヨークで当時の交際相手グレース・ジャバリさんに暴力を振るったとして逮捕された。ジャバリさんは頭や首を負傷し、病院へと搬送。ハイヤーの後部座席に二人で乗っていた際、メジャースの携帯電話に他の女性からのメッセージが表示されたことが、いさかいのきっかけだったとされている。同12月18日には、第3級暴行1件、第2級ハラスメント1件でメジャースに有罪判決が出た。どちらも軽罪で、残り2件(暴行と加重ハラスメント)については陪審員の票が割れて無罪となった。

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 刑罰についてはもともと今年2月6日に言い渡される予定だったが、メジャース側から有罪判決の棄却を求める申し立てがなされたことから延期に。しかし、その申し立てが却下されたことで、ついに刑罰が宣告されることになる。最大で懲役1年で、執行猶予が言い渡される可能性もあるという。

 メジャースの弁護士は「メジャース氏は申し立ての結果に失望していますが、それでも法のプロセスを尊重しています」と声明を発表。「彼はこの章を終えることを待ち望んでおり、彼の時間とエネルギーを完全に、彼の家族とアートに注げることになることを楽しみにしています」と続けている。

 メジャース演じる征服者カーンは、2021年のドラマ「ロキ」シーズン1でMCUに初登場。映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』、ドラマ「ロキ」シーズン2にも出演し、2026年公開の『アベンジャーズ』シリーズ第5弾『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題) / Avengers: The Kang Dynasty』ではサノスに続く、アベンジャーズの強敵となる予定だった。しかし、有罪判決が出た数時間後、ディズニーはメジャースとの契約解除を決定。その後『アベンジャーズ』第5弾のタイトルからは「ザ・カーン・ダイナスティ」が外れている。(編集部・市川遥)

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