藤本タツキ原作、河合優実&吉田美月喜W主演『ルックバック』本予告&ビジュアル公開
「チェンソーマン」の原作者・藤本タツキの読み切り作品を劇場アニメ化する映画『ルックバック』(6月28日全国公開)の本予告映像とメインビジュアルが公開された。声優初挑戦でダブル主演を務める河合優実と吉田美月喜による印象的なセリフと共に、本作の見どころが詰め込まれている。
原作は、2021年7月に漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」で発表され、配信初日に250万以上の閲覧数を記録した話題作。漫画へのひたむきな思いでつながった、小学4年生の藤野(河合)と不登校の同級生・京本(吉田)の青春を描く。アニメーション制作はスタジオドリアンが手がけ、同社代表でアニメーターの押山清高が監督、脚本、キャラクターデザインを担当する。
予告編には、クラスメイトたちから「将来、漫画家になれるじゃん」と言われ得意げな藤野(河合)と、不登校の同級生・京本(吉田)の出会い、そして共に漫画に向き合う姿が映し出される。主題歌は音楽家の haruka nakamura 作曲による「Light song」。uraraの儚い歌声が本作を彩る。
メインビジュアルには、肩を寄せ合い漫画を描く、藤野と京本の姿が。押山監督は、本作について「漫画を読んだ時にしみじみと物語に感情移入できたのはもちろん、『ルックバック』を描くに至った藤本先生にも共鳴するところがありました。だから素直に自分事としても向き合える映画にできるなと思えました」とコメントを寄せている。
また、5月17日より特典付きムビチケカード型前売券の発売が決定。特典は、劇場窓口で選べる「リバーシブル四コマ漫画しおり」(絵柄:全3種)で、数量限定となる。(編集部・入倉功一)
押山清高監督コメント全文
アニメーターやアニメーション監督って作品への向き合い方は漫画家と似ていて、漫画を読んだ時にしみじみと物語に感情移入できたのはもちろん、『ルックバック』を描くに至った藤本先生にも共鳴するところがありました。だから素直に自分事としても向き合える映画にできるなと思えました。
原作を快く貸してくれたバケモノ漫画家である藤本先生に感謝しつつ、アニメーション表現の世界に身をおいてきた絵描きの一人だからこそ描けることがあると思いながら、漫画とは一味違う映画作品を目指しています。