大泉洋『ディア・ファミリー』が初登場首位!『名探偵コナン』動員1,040万人突破、興収149億に迫る
映画週末興行成績
6月14日から6月16日までの週末映画動員ランキングが17日、興行通信社より発表され、大泉洋主演の実話に基づく家族ドラマ『ディア・ファミリー』が初登場1位に輝いた。清武英利のノンフィクション小説を原作に、世界で17万人もの命を救ったIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルの誕生秘話を描くストーリーで、共演に菅野美穂、福本莉子、川栄李奈、新井美羽、上杉柊平、松村北斗ら。初日3日間で観客動員18万5,000人、興行収入2億5,600万円を記録した。
2位は前週と同じく『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』がキープ。3日間で動員9万2,000人、興収1億3,000万円を記録。累計成績は動員1,040万人を突破し、興収が149億円に迫る。3位も前週と変わらず『帰ってきた あぶない刑事』で、週末3日間で動員6万7,000人、興収9,600万円を記録。累計成績は動員92万人、興収12億円を突破。5位の『劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』』は累計成績が動員66万人、興収10億円を突破。
新作では8位に『ブルー きみは大丈夫』が初登場。孤独な少女と、幼い子供だけに見える不思議な存在・ブルーを巡るファンタジーで、監督・脚本は『クワイエット・プレイス』シリーズなどのジョン・クラシンスキー。ブルーが見える隣人の男を『デッドプール』などのライアン・レイノルズが演じ、ブルーの声をスティーヴ・カレルが担当。日本語吹替版ではKis-My-Ft2の宮田俊哉がブルーの声を演じている。10位に、架空の芸能事務所・ツキノ芸能プロダクション(通称:ツキプロ)に所属するアイドルたちの活躍を描いたシリーズの10周年プロジェクトとして公開された『「ツキウタ。」劇場版 RABBITS KINGDOM THE MOVIE』がランクインした。
公開18週目の『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が再び9位に浮上し、累計で動員771万人、興収110億円を突破した。
今週は伊藤理佐の漫画を原作にした吉田鋼太郎主演のホームドラマシリーズの劇場版『映画 おいハンサム!!』、『孤狼の血』などの柚月裕子の同名小説を杉咲花主演で映画化したサスペンスミステリー『朽ちないサクラ』、ウィル・スミス&マーティン・ローレンス共演の人気刑事シリーズの第4弾『バッドボーイズ RIDE OR DIE』、『サイドウェイ』のアレクサンダー・ペイン監督とポール・ジアマッティが再び組み、賞レースを沸かせた『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』、M・ナイト・シャマランの娘であるイシャナ・ナイト・シャマランが監督・脚本を務めたホラー『ザ・ウォッチャーズ』、佐藤愛子のエッセイを原作にした草笛光子&唐沢寿明共演のコメディー『九十歳。何がめでたい』などが公開される。(編集部・石井百合子)
【2024年6月14日~6月16日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(初)『ディア・ファミリー』:1週目
2(2)『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』:10週目
3(3)『帰ってきた あぶない刑事』:4週目
4(1)『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:』:2週目
5(5)『劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』』:4週目
6(4)『マッドマックス:フュリオサ』:3週目
7(6)『からかい上手の高木さん』:3週目
8(初)『ブルー きみは大丈夫』:1週目
9(圏外)『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』:18週目
10(初:『「ツキウタ。」劇場版 RABBITS KINGDOM THE MOVIE』:1週目