「ウルトラマンアーク」戸塚有輝、変身ポーズは“アイテム破壊”するほど猛練習 飛世ユウマとして「全身全霊で走り抜ける」
新番組「ウルトラマンアーク」(テレビ東京系・7月6日午前9時スタート)で主演を務める戸塚有輝が21日、秋葉原UDXシアターで行われたプレミア発表会に出席。主人公・飛世ユウマ/ウルトラマンアークとしての第一歩を歩み始めた思いを語った。この日は共演の金田昇、水谷果穂、西興一朗、メイン監督の辻本貴則、オープニング主題歌アーティストのaccess、エンディングテーマアーティストのARCANA PROJECTも来場した。
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本作は、怪獣防災科学調査所「SKIP」の新米調査員・飛世ユウマが、ウルトラマンアークとして地球の未来を守るさまを描く特撮アクション。イベント冒頭では、戸塚が変身ポーズを生披露し、ウルトラマンアークがレッドキングや新怪獣・シャゴンと戦うステージショーが行われた。
その後、ステージに再び登場した戸塚は「今日はSKIPのみんなの雰囲気を少しでも知ってもらって、ウルトラマンアークのことを好きになってもらえたらうれしいなと思います」とあいさつ。ユウマという役柄について「怪獣防災科学調査所、通称SKIPにこの春から配属されて。新人として、怪獣に傷つく人、悲しい思いをしている人を助けたい、救いたいという思いを一心に、素直に成長した、まっすぐさが売りの青年となっています」と魅力を語り、「今日からウルトラマンアーク、SKIPとして第一歩を歩んでいきたいと思います」と意気込んだ。
作品の世界観について「『ウルトラマンアーク』にはあったかい雰囲気があるなと思っていて。僕はそれがノスタルジックだなと思っているんです」と語る戸塚。「PVや先行映像をご覧になった方からは、懐かしいとか、昭和っぽいという感想をお持ちになった方もいらっしゃって。僕もそうだなと思いました。あまり深く言うとネタバレになるのですが、すごく大事な要素だったなと思っているので、そこに注目していただきたい」とアピールする。
辻本メイン監督は「帰ってきたウルトラマン」を観て育った世代であり、自覚はなかったものの「あらためて見返してみると、(その影響が)ボロボロ出てるなというのがあるので、身体に染み込んでいたというのがあります。ですが、これからは皆さんのDNAに『ウルトラマンアーク』を染み込ませたい」と決意のコメントを語ると、会場から拍手が鳴り響いた。
アークの変身ポーズについて、戸塚は「はじめての変身シーンの撮影はかなり前なので、記憶があいまいなところもありますが、もちろん覚えています。最初からあまり気負わないようにと思っていて、気負わずとも、まわりの方が変身シーンになると(気合で)カッとなるんです」と述懐する。さらに「余裕はなかったですが、ちゃんと練習もしていました。ただ枕元に練習用にいただいたレプリカを置いていたのですが、いつの間にか壊れてしまいました」と告白する戸塚に、すかさず辻本監督が「なんでやねん」とツッコミを入れると、ドッと沸いた会場内。だが、それだけ戸塚が練習を重ねていたということのようだ。
冒頭での変身ポーズ生披露を振り返り、「こういうたくさんのファンの前で変身するのが一番緊張するので、結構ミスるんです。でも今日はガーッと出てきて、はけることができたので。成功したなと思いました」と満足げな顔を見せる戸塚。そこで西が観客に向けて「かっこ良かったですよね?」と尋ねると大きな拍手が起こり、会場は温かな雰囲気に包まれた。
初回放送まで残り2週間。戸塚は「今日はたくさんの話がありましたが、ここにいる方だけでなく、いない方の思いもたくさん込められています。アーク、SKIPとしての第一歩を踏み出しました。この勢いで、全身全霊で走り抜けますので、お付き合いいただけたら」と会場のファンにメッセージを送っていた。(取材・文:壬生智裕)
「ウルトラマンアーク」は7月6日(土)午前9時~テレビ東京系にて放送開始