「虎に翼」に「ブギウギ」茨田りつ子(菊地凛子)登場!夢のコラボが実現「役者冥利に尽きます」
27日放送の連続テレビ小説「虎に翼」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか)第64回に、前作「ブギウギ」から菊地凛子演じる茨田りつ子が登場した。新旧朝ドラによる夢のコラボレーション実現に、「同じ時代、しかも同じ役を再び演じられるのは本当にうれしく、役者冥利に尽きます」とコメント。菊池は、28日放送の第65回にも出演する。
【画像】「愛のコンサート」出演歌手が決まり一安心…「虎に翼」第65回の場面写真
伊藤沙莉がヒロインを務める「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった一人の女性が、困難な時代に道なき道を切り開き、苦境に立たされた人たちを救うために奔走する朝ドラ第110作。前作「ブギウギ」と同じ時代、同じ世界を描いている。
茨田りつ子は、“ブルースの女王”と呼ばれた淡谷のり子さんをモデルにしたキャラクターで、「ブギウギ」ではヒロイン・福来スズ子(趣里)の生涯のライバルとして描かれた。「虎に翼」では、家庭裁判所を広報するために寅子(伊藤沙莉)と多岐川(滝藤賢一)が準備する「愛のコンサート」に出演することとなり、家庭裁判所のポスターモデルも快く引き受ける。
3度目の朝ドラ出演となった菊地は、「ひさしぶりに“朝ドラ”の舞台に戻ってまいりました。『ブギウギ』から『虎に翼』、別の作品ですが、同じ時代、しかも同じ役を再び演じられるのは本当にうれしく、役者冥利に尽きます」とコメント。「趣里ちゃん演じるスズ子とはまた違う『強さ』をもっている寅子。そんな彼女を演じる伊藤さんは、強さとしなやかさ、かわいさ、たくさんの魅力を兼ね備えていて、朝ドラの主人公を演じる方はやはり素敵だなと、改めて感じました」と伊藤ふんする寅子との共演を振り返った。
制作統括の尾崎裕和は、「『虎に翼』に茨田りつ子が登場です! 初回で寅子が梅丸少女歌劇団に入りたいと願った時から気づいていた方もいらっしゃったかと思いますが、『虎に翼』と『ブギウギ』は同じ時代、そして世界を描いています。今回、茨田りつ子役の菊地凛子さんにご出演いただき、その登場シーンの脚本は足立紳さんにご協力いただき、ついに『ブギウギ』と『虎に翼』のコラボが実現しました」と夢の共演について説明。「果たして愛のコンサートはどうなるのか? 明日の放送をぜひご覧ください!」と期待をあおった。(編集部・倉本拓弥)