「うち弟」畑芽育主演で実写映画化 共演に作間龍斗、那須雄登、織山尚大、内田煌音、12月6日公開
シリーズ累計発行部数230万部突破のオザキアキラによる少女コミック「うちの弟どもがすみません」が畑芽育主演、HiHi Jetsの作間龍斗、美 少年の那須雄登、少年忍者の織山尚大、ジュニアの内田煌音の共演により実写映画化されることが明らかになった。母の再婚により超イケメンの4人の弟たちと一つ屋根の下で暮らすことになった女子高生の日々を描くラブコメで、畑は本作が初の映画主演。監督は、映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(2015)や『先生の白い嘘』(公開中)などの三木康一郎。2024年12月6日より公開される。あわせて、成田家姉弟5人の様子を切り取ったティザービジュアルと特報映像も公開された。
「別冊マーガレット」で2020年2月号から連載を開始し、4年で8回表紙を飾る別マの看板作品「うちの弟どもがすみません」(略称:うち弟(うちおと))に基づく本作。大好きなお母さんと新しいお父さんとの穏やかな生活に憧れる女子高生・糸を待っていたのは、クールだけど家族想いな長男・源、頭が良くてスマートだけどたまに腹黒な次男・洛、ミステリアスなシャイボーイ、三男・柊、甘えん坊な一家のアイドル、四男・類の超イケメンだけどクセ強な4人の弟たち。こんな新生活聞いてない! と戸惑いつつも、お父さんの転勤でいきなり姉弟5人での同居生活がスタート。糸は新しい環境に戸惑いながらも長女として成田家を支えるため奮闘するうちに、トクベツな感情が芽生えていく。
いきなり4人の弟たちの姉となる頑張り屋の女子高生・糸を演じるのは、本作が映画初主演となる畑芽育。子役からキャリアを重ね、映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』(2023)でヒロインを務め、ドラマ 「最高の生徒~余命1年のラストダンス~」(2023)、「パティスリーMON」(2024)、「GTOリバイバル」(2024)、「9ボーダー」(2024)などに出演。畑は初主演映画となる本作に「初主演作ということで緊張しているのですが、家族になるお話なので、温かさや優しさがあふれる作品にできればいいなと思います。私は、5人兄弟の末っ子なので、糸ちゃんとは真逆なのですが、糸ちゃんの“家族を守るんだ!”という強い意志や、心の温かさが原作を読んですごく輝いて見えました。共演の皆さんは、同年代の方々が多く、一緒に素敵な青春映画を撮れることがすごく嬉しいです。皆さんと切磋琢磨して、楽しく撮影できたらと思います」とコメントを寄せている。
ぶっきらぼうだけど実は家族を大切に想う長男・源を演じるのは、大河ドラマ「どうする家康」(2023)、ドラマ「コタツがない家」(2023)、映画『ヴィレッジ』(2023)などの作間龍斗。頭脳明晰でまわりをよく見ている策略家の次男・洛役に、「姉ちゃんの恋人」(2020)、「マイファミリー」(2022)などの那須雄登。繊細でミステリアスな三男・柊役に、ドラマ「高良くんと天城くん」(2022)や舞台「犬との約束」などで主演を務めた織山尚大。甘えん坊な一家のアイドル、四男・類役に10歳の内田煌音が抜擢。2023年に活動を開始し、本作が映像作品初出演となる。
弟たち4人の起用についてプロデューサーは「今回の映画化にあたり、作品成功の鍵は『弟たちのわちゃわちゃ感』にあると考えました。同じ事務所の年齢の近いメンバーだからこそ出せる空気があるのではないか。本読みに集まった4人を見て、その予感は正しかったと確信しました」とコメントしている。
特報映像には、4人の弟たちに振り回されつつも奮闘する長女・糸と、寝ても覚めてもずっと一緒な弟たちの胸キュンの同居生活が収められている。
作間、那須、織山、内田、原作者・オザキアキラ、プロデューサーのコメント全文は下記の通り。(石川友里恵)
作間龍斗【成田源(なりた・げん)/長男】
出演が決まったときは、少女漫画原作の高校生役を演じるのが初めてだったので、ついに(演じられるときがきたんだ)と嬉しい気持ちになりました。今までずっと黒髪だったので、ピアスも(本作のために染めた)髪色も違和感がありますが、それで役に入れたような気がします。家族には「カツラ被ってんの?」と言われました。(笑) 源と同じく僕も長男なので、“兄として何とかしなきゃ”というマインドに共感できました。心を許せる仲間や、初共演の方々もいますが、自分らしく最後まで健康にやり遂げたいと思います。
那須雄登【成田洛(なりた・らく)/次男】
ラブコメ映画に出たいと思っていたので、出演が決まってすごく嬉しかったですし、普段から一緒にいる作間と、同期の織山も共演すると聞いてとても心強かったです。僕は長男なので、洛と似ているところはあまりないのですが、(実の)弟の飄々としてて周りを見ているところを役作りの参考にしました。弟たち4人と、糸がどうなっていくのか、すごく僕自身楽しみです。キュンとなったり、心が温まったりするような映画だと思うので、皆さん是非楽しみにしててください。
織山尚大【成田柊(なりた・しゅう)/三男】
映画に出るのが初めてだったので、不安な気持ちがあったのですが、監督や共演者の方たちとコミュニケーションを取っていくうちに楽しみになってきて、ワクワクしながらクランクインを迎えました。柊は、少し前の自分に近いところがあって感情移入できたので、気合を入れて演じたいと思いますし、自然に演じられる気がしています。いい弟を演じられるように、楽しく撮影できたらと思います。
内田煌音【成田類(なりた・るい)/四男】
出演が決まったときはすごく嬉しかったです。お兄ちゃん役の作間くんはローラースケートが上手くてアイスをおごってくれたことがあります。那須くんは、コンサートの感想を伝えたら喜んでくれましたし、かっこいいです。織山くんはダンスが上手でかっこいいです。類は僕とポンコツなところが似てるので、そのまま演じていきたいと思います。初めて映画に出演するので、分からないことばかりですが、先輩たちに教えてもらいながら頑張りたいと思います!
オザキアキラ(原作者)
映画化の話を聞いたときは「ずっと夢だったけど実際に話を聞くと信じられない…!」という気持ちでいっぱいでした。でも、実際に演じている姿やキャストの皆さんがわちゃわちゃと仲良くしている様子を拝見する機会があり、その空気を感じた瞬間「成田きょうだいがいる!これは絶対大丈夫だ!」と自信と楽しみな気持ちが増しました!
プロデューサー(キャスト器用について)
長女・成田糸役 畑芽育
イケメンの弟4人との同居生活。ともすれば嫉妬され、嫌われかねない境遇ですが、糸ちゃんは何事にもまっすぐな頑張り屋さんで、思わず応援したくなるキャラクターです。その糸ちゃんを説得力を持って演じていただける俳優さんを考えた時に、映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』でも恋する女の子の様々な表情を見せてくれた畑さん以外に思いつきませんでした。みんなに愛される糸ちゃんを、等身大のかわいらしさと持ち前の明るさで演じていただいています。
弟たち4人
今回の映画化にあたり、作品成功の鍵は「弟たちのわちゃわちゃ感」にあると考えました。同じ事務所の年齢の近いメンバーだからこそ出せる空気があるのではないか。本読みに集まった4人を見て、その予感は正しかったと確信しました。また「個性的なキャラクターに合ったキャスティング」も大切にしました。作間さんは、高身長とクールな雰囲気を活かし、このジャンルの作品の演技も見てみたいと思い、オファーしました。那須さんは、頭がよく、ご自身を冷静に分析している印象から、洛にぴったりだと思いました。織山さんは、ミステリアスな部分と内に秘めた熱さが、柊と重なると思いました。内田さんは、オーディションでお会いして、終始笑顔で元気で、類くんにぴったりだと思いました。