「ヒロアカ」作者・堀越耕平のメッセージが米NYタイムズ掲載　10年の連載に幕

　「週刊少年ジャンプ」で2014年から連載された人気漫画「僕のヒーローアカデミア」が、5日発売のジャンプ36・37合併特大号をもって完結を迎え、著者・堀越耕平から世界中の読者へ向けた感謝のコメントと広告ビジュアルが公開された。米 The New York Times（ニューヨーク・タイムズ）の5日朝刊（現地時間）に掲載される。

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　広告ビジュアルには、主人公・緑谷出久（通称・デク）と共に、堀越のメッセージを英語で掲載。世界の読者に向けて「ヒロアカを応援してくださってありがとうございました！　皆様がヒロアカを楽しんでくれたから、僕も楽しかったです。日々を過ごす中で、たまにデクたちのことを思い出してくれたら嬉しいです！」とつづられている。

　また、完結を記念して、作品初となる全世界人気投票「僕のヒーローアカデミア全世界キャラクター人気投票『WORLD BEST HERO』」の開催も決定した。まずは「メインステージ」として、日本時間8月5日（18時～）から9月30日（～23時59分）の約2か月にわたる投票期間で1位から10位を決定。その結果を、12月2日（19時～）にジャンプ公式YouTubeチャンネル・ジャンプチャンネルのプレミア配信で発表し、1位のキャラクターには名誉称号「WORLD BEST HERO」が授与される。

　さらに、上位3位内に選ばれたキャラクターで、もう一つの1位を決める「PLUS ULTRA ステージ」も実施される。こちらは、12月2日（20時～）から12月3日（～19時59分）まで、24時間のみの投票を集計し、その結果を12月3日（21時30分～）に同チャンネルのプレミア配信で発表。ここで1位となったキャラクターには名誉称号「THE MHA」が授与され、銅像になる予定だという。

　「僕のヒーローアカデミア」は、誰もが何かしらの超常能力・“個性”を持つようになった世界で、“無個性”で生まれた主人公・緑谷出久が、“個性”を悪用する犯罪者・敵（ヴィラン）に立ち向かう職業・ヒーロー育成の名門・雄英高校で「最高のヒーロー」を目指す物語。現在テレビアニメ第7期が放送中（読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネット／毎週土曜夕方5時30分～※一部地域を除く）で、先週末公開された劇場版第4弾『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』は全国映画動員ランキングで初登場1位を記録。2025年にはファンブックと初の画集の発売、新たな原画展の開催も決定している。（編集部・入倉功一）