ブラッド・ピット&ジョージ・クルーニー共演『ウルフズ』日本劇場公開が中止
ソニー・ピクチャーズエンタテインメントは、9月20日の日米同時公開を予定していた、ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットの共演作『ウルフズ』の劇場公開を中止すると、8日に公式X(旧Twitter)などを通じて発表した。公開中止の理由は明かされておらず、同社では「前売券の払い戻しに関する詳細は 後日公式HP、SNS等にてお知らせ致します」としている。
本作は、クルーニーとブラッド演じる一匹狼のもみ消し屋(通称フィクサー)同士が、同じ事件の現場で遭遇したことから、予想外のトラブルに巻き込まれていく姿を描いた作品。監督・脚本を『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』などのジョン・ワッツが務める。
Deadlineほか現地メディアによると、本作を制作する Apple Original Films は、すでにワッツ監督と続編の契約を交わすと共に、アメリカにおける公開計画の変更を決定。当初は Apple TV+ で配信される前に広く公開する予定だったが、9月20日に1週間限定で劇場上映された後、9月27日に Apple TV+ で配信されるという。また本作は、現地時間8月28日から開催される第81回ベネチア国際映画祭でワールドプレミア上映される。(編集部・入倉功一)