ロバート・ダウニー・Jrのドクター・ドゥーム役起用、ケヴィン・ファイギの案だった ディズニーCEOも「気に入った」
映画『アベンジャーズ』シリーズ第5弾『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)/ Avengers: Doomsday』で悪役ドクター・ドゥームを演じるロバート・ダウニー・Jr
が、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)復帰の裏側を、The Hollywood Reporter のポッドキャスト番組で明かした。
【画像】ロバート・ダウニー・Jr、MCU復帰!ドクター・ドゥーム役発表の瞬間
MCUでアイアンマンを演じてきたダウニー・Jrは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)をもってシリーズを一度卒業していた。今年7月に開催されたサンディエゴ・コミコンでは、ドクター・ドゥームのマスクを被った状態でサプライズ登場し、別役でのMCU復帰を電撃発表した。
ダウニー・Jrによると、マーベル・スタジオと復帰について話し合いを始めたのは約1年前のこと。ダウニー・Jrが、米ウォルト・ディズニー・カンパニーのボブ・アイガーCEOと、ディズニーパークや関連施設での仕事について話し合いたいと思っていた時期だという。
マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは、ダウニー・Jrと彼の妻で映画プロデューサーのスーザン・ダウニーに「もしもあなたが(MCU)に戻ってきたらと、ずっと考えていたんです」と打ち明けると、夫妻は驚きを隠せなかったという。そこから、ダウニー・Jrとファイギ社長はMCU復帰の道を、本格的に模索しはじめた。
「どうすれば後戻りしないようにできるのか? どうすれば期待を裏切らないことができるのか?」など試行錯誤を続けた結果、ファイギ社長が提案したのはドクター・ドゥームことヴィクター・フォン・ドゥーム役だった。
ファイギ社長から「ヴィクター・フォン・ドゥームを正しくやろう」と提案を受けたダウニー・Jrは、アイガーCEOに相談することを決意。自宅を訪れ、ダウニー・Jr自ら復帰に関する話を打ち明けると、アイガーCEOは「気に入った」と喜んでいたそうだ。
『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』は2026年5月に全米公開が決定しており、2025年の第2四半期(4月~6月)に撮影がスタートする予定。『アベンジャーズ/エンドゲーム』を手がけたルッソ兄弟が再びメガホンを取る。(編集部・倉本拓弥)