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「新宿野戦病院」不穏なナレーションに騒然 怒涛の展開に驚きの声

次回へ向けて急展開「新宿野戦病院」第9話
次回へ向けて急展開「新宿野戦病院」第9話 - (C)フジテレビ

 小池栄子仲野太賀がダブル主演を務め、宮藤官九郎が脚本を手掛ける連続ドラマ「新宿野戦病院」(フジテレビ系・毎週水曜22時~22時54分)の第9話が28日に放送、クライマックスで次回へと続く急展開が描かれ、X(旧Twitter)でも視聴者から「まさかこんな展開が来るとは…」などの声が寄せられた。(ネタバレあり。以下、第9話までの展開に触れています)

【画像】カスハラ気味の母親に医師たちは…「新宿野戦病院」第9話

 本作は、新宿・歌舞伎町にたたずむ「聖まごころ病院」を舞台に、治療は雑だがどんな命も救おうとするアメリカ国籍の元軍医ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池)が、美容皮膚科医の高峰享(仲野)ら個性豊かな医師たちと共に、さまざまな背景を持つ“ワケあり”の患者たちと向き合う救急医療エンターテインメント。

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 第9話では、アメリカのケーブルテレビの取材を受けることになった聖まごころ病院で、医師たちが患者の症状や治療方法を報告して意見交換をし合うカンファレンスを実施。小児科医・横山勝幸(岡部たかし)は、腹痛を訴えて緊急搬送されてきた6歳児を診療したところ、子供の母親で元看護師の星崎菜々(佐津川愛美)から、言葉遣いや態度に難癖をつけられるカスタマーハラスメント気味の対応をされ、虫垂炎を疑う診察を拒否して帰られてしまったことを報告する。

 自分の対応がよくなかったのかと悩む横山に、院長の高峰啓介(柄本明)は「間違ってないよ」とフォローするが「強いて言えば、顔。なんかね、逆撫でる顔してるよね」と指摘。病院のメンバーも同意すると、横山は、自分だけ子供がなつかず、クレームも多数寄せられたために、以前勤めていた病院をクビになっていたことを明かし「そういえば嫁にも言われた。寝顔見ていると、殺意がわくって」と告白。「やっと腑に落ちたぁ。逆撫でるんだぁ」とガックリ顔の横山に、しのぶ(塚地武雅)が「改名したらどうです。“さかなでくん”に」と突っ込むと、院内は爆笑。カンファレンスがいつの間にか横山へのツッコミ大会になる展開に、Xでは視聴者から「逆撫で顔ってw」「負けるな岡部たかしくん」などの声があがった。

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 そんななか、星崎が子供を伴って聖まごころ病院を再訪。別の病院に行ったところ、実際に子供が盲腸だったとクレームをつけ、横山に対して「どう責任取ります?」と訴訟をちらつかせる事態に。しかしヨウコや啓介は、最悪の事態を考え、誤解だったが打撲痕から虐待も疑われるなか、虫垂炎を疑った横山の診断は間違っていなかったとフォローすることでその場を収めた。

 その後、事態の解決を乾杯で喜び会う聖まごころ病院の一同だったが、そこに「思えば私たちが、こんなふうに密に関わりあったのは、この日が最後だったかもしれません」という南舞(橋本愛)のナレーションが差し込まれ、Xも「めっちゃ不穏…」「え?最後って何!?」と騒然。そして時間は2025年へとジャンプ。ヨウコが国家資格を取得し、勝どき医療センターの研修医として働くなど、それぞれの現在が描かれるなか、新型コロナウイルスに次ぐ新種のウイルスの感染が世界的に拡大しはじめ、初の日本人感染者が確認される展開で幕を閉じた。

 次回予告映像では、新種ウイルスによる非常事態に立ち向かうヨウコたちの姿が映し出され、視聴者からも「今週のラスト急展開だったな」「まさかこんな展開が来るとは…」「コロナの次のウイルスを描くのか…あれを経た世界で…」など、終盤に用意された予想外の展開に驚きの声がXであがっている。(西村重人)

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