『室井慎次 生き続ける者』興収10億突破でV2!『六人の嘘つきな大学生』など邦画6本初登場
映画週末興行成績
11月22日から24日までの週末映画動員ランキングが興行通信社より25日に発表され、「踊るプロジェクト」12年ぶり新作の後編『室井慎次 生き続ける者』が週末3日間で観客動員14万3,000人、興行収入2億200万円を記録し、2週連続首位をキープした。累計成績は動員74万人、興収10億円を突破している。新作は、浅倉秋成の小説を浜辺美波、赤楚衛二、佐野勇斗、山下美月、倉悠貴、西垣匠の共演で実写化するサスペンス『六人の嘘つきな大学生』などアニメ、ドキュメンタリーを含め6本の邦画がランクインした。
3位の『六人の嘘つきな大学生』は、累計65万部を突破するミステリー小説をNetflix映画『シティーハンター』などの佐藤祐市監督が映画化。新卒採用試験の最終選考に残った6人の大学生が内定を懸けて競う中、それぞれの罪を告発する封筒が見つかる……。初日から3日間で動員10万8,000人、興収1億5,600万円をあげた。
4位に7人組人気アイドルグループ・WEST.の10周年記念ライブを収録した『WEST. 10th Anniversary Live “W” -Film edition-』、7位に「北の国から」など数々の名作ドラマの脚本を手掛ける倉本聰が長年構想した物語を本木雅弘主演で描いた『海の沈黙』、8位に『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督が内野聖陽、岡田将生らを迎え、韓国ドラマ「元カレは天才詐欺師 ~38師機動隊~」を原作にした『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』。
9位に空知英秋の同名漫画に基づくアニメシリーズの人気エピソードを上映する第3弾『銀魂オンシアター2D 金魂篇』、10位に1980年公開の劇場アニメ第3作「ヤマトよ永遠に」に新解釈を加えて再構築した全7章の第2弾『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第二章 赤日の出撃』がランクインした。
既存作品では前週と同じく2位の『劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK』が週末3日間の成績は前週を上回る動員13万8,000人、興収1億9,400万円を記録。累計成績は動員57万人、興収8億円を超えている。
今週は『正体』『雨の中の慾情』『オートレーサー森且行 約束のオーバル 劇場版』『テリファー 聖夜の悪夢』『PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX』などが公開される。(編集部・石井百合子)
【2024年11月22日~11月24日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(1)『室井慎次 生き続ける者』:2週目
2(2)『劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK』:3週目
3(初)『六人の嘘つきな大学生』:1週目
4(初)『WEST. 10th Anniversary Live “W” -Film edition-』:1週目
5(3)『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』:2週目
6(4)『ヴェノム:ザ・ラストダンス』:4週目
7(初)『海の沈黙』:1週目
8(初)『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』:1週目
9(初)『銀魂オンシアター2D 金魂篇』:1週目
10(初)『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第二章 赤日の出撃』:1週目