『室井慎次 生き続ける者』無線パートは『ONE PIECE』谷口悟朗が演出!声優・小野賢章の出演も公式発表
「踊るプロジェクト」12年ぶりとなる新作映画『室井慎次 生き続ける者』(全国公開中)に、『ONE PIECE FILM RED』の監督を務めた谷口悟朗と、人気声優・小野賢章が参加していることが29日、公式で発表された。
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『室井慎次 生き続ける者』は、ドラマ「踊る大捜査線」最終回で湾岸署の刑事・青島俊作と交わした“ある約束”を果たせずに警察を辞めた、室井慎次(柳葉敏郎)の現在を描く作品。故郷・秋田県で犯罪被害者・加害者の子供たちと共に穏やかに暮らす室井に、再び事件の影が忍び寄る。
谷口は、劇中に登場する無線パートの演出を担当。監督の本広克行は「無線の掛け合いのシーンをアニメのように畳みかけるような演出にしたい」と考えていた。そこで、プロデューサーが『ONE PIECE FILM RED』のシーンを見せたところ、「まさにこういう演出!」とすぐさま谷口に演出をオファー。二人は、日本映画学校の先輩・後輩という関係でもあり、谷口はオファーを即快諾したという。
そして、谷口が演出した緊迫の無線パートでは、アニメ「黒子のバスケ」黒子テツヤ役などで知られる小野が声の出演。猛吹雪の中、無線でやりとりする捜索隊役を務めている。
同作には、「踊る大捜査線」シリーズ主演の織田裕二が青島俊作役で出演していることが先日発表されたばかり。明日30日からは入場者プレゼントとして、青島と室井が握手する姿を捉えた「潜水艦事件」スペシャルポストカードが配布される。(編集部・倉本拓弥)