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劇場版「モノノ怪」第二章、ティザービジュアル&予告映像が公開!メインキャラはボタンとフキ

『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』ティザービジュアル
『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』ティザービジュアル - (C)ツインエンジン

 人気アニメ「モノノ怪」シリーズの劇場版第二作となる『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』(2025年3月14日公開)より、ティザービジュアル、第一弾予告映像、メインキャラクター、そして新キャストが一挙に発表された。

【動画】『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』第一弾予告映像

 「モノノ怪」は、17年にわたり根強く愛され続けている人気アニメシリーズ。謎の男・薬売りが、人の情念や怨念が取り憑いたモノノ怪によって引き起こされる怪異を鎮めるため、諸国を巡り、立ち向かう。7月には初の映画『劇場版モノノ怪 唐傘』が公開され、驚異のロングラン上映を記録。全三部作となっており、本作がその二作目となる。

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 発表された第二章のメインキャラクターは、第一章でも登場した、老中大友の娘で、歌山の後を継ぎ大奥の最高職位である御年寄となった大友ボタンと、町人出身ながらも天子様に見初められて御中臈となり、寵愛を一身に受ける時田フキという二人の女中。戸松遥日笠陽子が第一章に引き続き声を担当する。また、新キャストとして、フキと三郎丸の父・時田良路役のチョー、幕府の利権を取り仕切るボタンの父・老中大友役の堀内賢雄が発表された。

 主人公・薬売り役の神谷浩史は「第二章では大奥の何が、そして誰が火鼠を招くのか…?薬売りの新たな活躍を楽しみにお待ちください!」とコメント。同じく続投する時田三郎丸役の梶裕貴は「前作『唐傘』での、お目付け役としての彼とはまた違った、息子として、弟としての一面を垣間見ていただけるかと」と自信を覗かせた。

 公開されたティザービジュアルは、今作のモノノ怪として登場する「火鼠」と対峙し、華麗に舞うように御札を展開する薬売りの姿が。火鼠はなぜ大奥に現れたのか。そして、何に苦しみ、何を望むのか。その裏に隠された悲しい出来事を彷彿とさせる「お前は何が許せない」というキャッチコピーも印象的な一枚となっている。

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 また、併せて公開された第一弾予告映像では、大奥の警備を司る広敷番・坂下の「モノノ怪はお主が先月祓ったのだろう?」という問いに、「ええ…一つは」と不穏な答えをする薬売り。その言葉通り、天子のお世継ぎを巡る老中たちの思惑、そしてその思惑に巻き込まれる娘同士の対立が見られる中、人を燃やすモノノ怪・火鼠が大奥を新たな混乱に陥れる。最後は薬売りの「火の…用心」の一言で締めくくられており、再び危機に見舞われる大奥で始まる新たな闘いへ期待が膨らむ映像となっている。

 なお、明日5日正午からは、ムビチケ前売り券(オンライン)購入者を対象に、舞台挨拶の招待券やキャストサイン入り台本が当たるキャンペーンが開始する。(高橋理久)

神谷らキャスト6名のコメント全文は以下の通り。

神谷浩史(薬売り役)

第一章では大奥で働く女性たちの心得が唐傘を呼び寄せましたが、果たして第二章では大奥の何が、そして誰が火鼠を招くのか…?
薬売りの新たな活躍を楽しみにお待ちください!

戸松遥(大友ボタン役)

それぞれが裏のある人間関係、かつ女社会の中で、強くなければ生き抜いていけない環境の中、ボタンは芯や信念があり本当に強い女性だと思います。
掟やルールを大切にする真っ直ぐな性格なので正論を貫く姿は演じていて憧れる部分がたくさんありました。
公開をお楽しみに!!

日笠陽子(時田フキ役)

モノノ怪の世界観や彩りは他にはない唯一のもの。
台本を読んだだけでは見えない、絵があってこそ完成されるモノ。
絵だけで魅せられるからこそ、間や、空間や、様々なフラグが散りばめられていて、
作品そのものが見えざる力が宿っているかのよう。
フキはものすごく人間臭いです。
命すらも道具にしてしまう大奥で、人って何だろうという問いに答えていけるのか。
優越感も嫉妬も情も全部煮詰めたような世界で生きる彼女の強さと弱さを、揺れ動く小波のように演じられたらと思っています。

梶裕貴(時田三郎丸役)

引き続き、時田三郎丸を演じさせていただけますこと、幸甚に存じます。本作「火鼠」の物語の軸のひとつには"時田家"の存在があります。姉のフキや父の良路も登場し、より複雑に絡み合う家柄どうしの思惑。そして、明らかになる真実。今回も人間ドラマとしての魅力が、これでもかと凝縮されている一本になっているかと思います。また三郎丸としては、前作「唐傘」での、お目付け役としての彼とはまた違った、息子として、弟としての一面を垣間見ていただけるかと。三部作だからこそ描けた、より緻密で奥深い『モノノ怪』の世界を、ぜひ劇場でご堪能ください!

チョー(時田良路役)

面白いタッチのアニメーションですねぇ。
独特の世界観を感じました。
「これを実写したら、どうなるんだろう?」なんて想像ふくらんじゃいました。
時田良路役、たんたんと演らせていただいたつもりなんですが、大丈夫だったかなぁ。
周りが個性豊か過ぎてちょっと心配…。ダメ出し下さい。

堀内賢雄(老中大友役)

今作では大友という大役、且つ難しい役を頂き役者冥利につきました。
それぞれの情念が絡みあいとても奥深い作品でした。皆様ぜひお楽しみください。
きっと心に残ること、間違いありません。

【3.14(金)公開】『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』予告第一弾 » 動画の詳細
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