永野芽郁『はたらく細胞』白血球・佐藤健の頼りがいに感激「守られるっていいな」
俳優の永野芽郁と佐藤健が4日、都内で開催された映画『はたらく細胞』プレミアカーペットイベント&プレミア舞台あいさつに出席。赤血球役の永野は、白血球役の佐藤に「何をしても守ってくれる」と感激していた。イベントには、芦田愛菜、阿部サダヲ、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、板垣李光人、加藤諒、加藤清史郎、マイカピュ、新納慎也、小沢真珠、Fukase、武内英樹監督も出席した。
【画像】仲里依紗、美背中披露!『はたらく細胞』レッドカーペット
本作は、清水茜の同名コミックと清水監修のスピンオフ「はたらく細胞BLACK」を原作に、『翔んで埼玉』『テルマエ・ロマエ』の武内英樹監督が、個性豊かな細胞たちの活躍と共に、シリーズ初となる“人間の世界”を映像で表現した作品。永野は酸素を体内に届け二酸化炭素を肺に運搬する赤血球を、佐藤は外部から体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物を排除する白血球を演じた。
永野は劇中「わたしが何をしても白血球さんが守ってくれるんです。守られるのって良いなって思いました」と頼りがいのある白血球に目を輝かせると、佐藤は「守りがいがありました」と永野を見つめる。
そんな佐藤。メインビジュアルが公開になったときは、その白塗り姿が大きな話題となったが「本当に真っ白い役。ヘアメイクさんなどに白くしてもらうのですが、撮影のときちょうど花粉症がピークで、鼻をかむたびに白く塗っていただいたメイクがはげるんです」と苦労話を披露すると「でも白血球とはいえ、状態によって色が変わってもいいんだと開き直って撮影しました。毎シーン僕の白を観てください」とアピール。
佐藤の言葉に永野は「健さんと向き合うと、白が『おや?』と感じるときがありました」と同調すると「『白を足しますか』と言ったことがありましたよね」と楽しそうに撮影を振り返っていた。
また永野は、佐藤、NK細胞役の仲、キラーT細胞役の山本と一緒のシーンに触れ「4人で待機部屋にいたとき、鳥が迷い込んできてしまったんです。そのとき、みんなで鳥を部屋から出してあげようといろいろなことをしました」とエピソードを披露。
すると仲が「そのときショックだったことがあったんです」と切り出すと「鳥さんが出ていきやすいように、部屋の中にモスキート音を流したんです。でもその音に芽郁ちゃん以外、反応しなくて……」とさみしそうに告白。仲、山本、佐藤には、年代によって聴こえる周波数が変わるモスキート音が聞こえなかったようで、山本は「芽郁ちゃんはやっぱり若いんだって思いましたよ」と苦笑いを浮かべていた。
永野は「脚本を読んで映画を観ても笑って泣けました。本当に面白かった」と映画への自信をのぞかせると、佐藤も「僕も映画を観たとき、改めて王道のエンターテインメントっていいなと思い知りました。個人的には子供たちが楽しんで観ていただけると嬉しいですし、こういう映画が生まれたこと、携われたことが嬉しい。ぜひヒットしてほしいです」と熱い思いを語っていた。(磯部正和)
映画『はたらく細胞』は12月13日より全国公開