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阿部サダヲ、芦田愛菜の成長に「大人になったでしょ?」マルモ以来の父娘役共演「頼もしかったです」

阿部サダヲが芦田愛菜をエスコート!
阿部サダヲが芦田愛菜をエスコート!

 芦田愛菜阿部サダヲが4日、都内で行われた映画『はたらく細胞』プレミアカーペットイベント&プレミア舞台あいさつに出席、テレビドラマ「マルモのおきて」以来となった共演の感想を述べた。イベントには芦田、阿部のほか、佐藤健永野芽郁山本耕史仲里依紗松本若菜板垣李光人加藤諒加藤清史郎マイカピュ新納慎也小沢真珠Fukase武内英樹監督も出席した。

【画像】仲里依紗が背中見せ!『はたらく細胞』レッドカーペット

 本作は、清水茜の同名コミックと清水監修のスピンオフ「はたらく細胞BLACK」を原作に、『翔んで埼玉』『テルマエ・ロマエ』の武内監督が、個性豊かな細胞たちの活躍と共に、シリーズ初となる“人間の世界”を映像で表現した作品。阿部は、ジャンクフード・酒・たばこが大好きな、不摂生にもほどがある父親・漆崎茂を、芦田は茂の娘で、母を早くに亡くして二人暮らしをしている健康で真面目な高校生・日胡を演じる。

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 ドラマ「マルモのおきて」以来、約10年ぶりの共演となった芦田と阿部。イベントでは阿部にエスコートされながら笑顔でファンの前でサインなどに応じる芦田と、それを笑顔で見つめる阿部。トークコーナーで芦田が「久しぶりにお芝居をご一緒させていただき、すごく安心感がありました。親子の絆をお芝居で引き出していただきました」と阿部へ感謝。

 そんな芦田の言葉を照れくさそうに聞いていた阿部は「大人になったでしょ」とファンに成長ぶりをアピールすると「一緒にお芝居をしていて頼もしかったです。僕らは人間パートだったのですが丁寧に描いていただき、楽しく撮影をさせていただきました」と撮影を振り返っていた。

 イベントではほのぼのとした雰囲気の阿部と芦田だったが、「意外とシリアスなシーンが多かったんです」と芦田が映画の印象を述べると、阿部は「今回は本当に血のつながった親子だったんです」と「マルモのおきて」では、疑似親子だったことを引き合いに出し、会場を笑わせていた。

 レッドカーペット後の舞台あいさつで芦田は「原作にはない人間パートだったので、どう受け取ってもらえるのだろう……と不安な気持ちもあったんです。でもわたしが人間を演じることで、観ている方が自分に置き換えてもらえるのかな」と前向きに撮影に臨んだことを明かす。

 さらに芦田は、自身の演じる日胡が想いを寄せる憧れの先輩・武田新を演じた加藤清史郎に「ずっと爽やかな先輩でした」と賛辞を送ると、加藤は「愛菜ちゃんの憧れの先輩の役だったのですが、同時期に別の作品(『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』)にも入っていて、愛菜ちゃんをいじめ倒す役だったので、日によって関係性を変えるのが難しかったです」と感想を述べていた。(磯部正和)

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