柄本佑「光る君へ」最終回に向け道長ゆかりの地へ 「道長さんぽ」12月29日放送
吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)で藤原道長を演じている柄本佑が14日に行われた、旅番組「道長さんぽ」のロケで、滋賀県大津市を訪問。15日に迎える最終回に向けてコメントを寄せた。
平安時代に、のちに1000年の時を超えるベストセラーとなる「源氏物語」を生み出した紫式部の生涯を描く大河ドラマ「光る君へ」で、平安貴族社会の最高権力者として語り継がれる藤原道長を一年半にわたって演じた柄本。長期間に渡ったドラマ撮影の疲れを癒す旅では、自身初訪問となる三井寺や、日吉大社などを巡った。琵琶湖畔の美しい景色に触れ、平安時代ゆかりの名所旧跡を巡る中で道長にまつわるエピソードとも出会ったという。
柄本は「今回は「道長さんぽ」という番組のロケで、大津市にある平安時代ゆかりの名所をゆっくりと巡らせていただきました。藤原道長が生きていたころから崇敬される(初訪問の)三井寺や日吉大社などに足を運んでみると、悠久の歴史とともに道長さんの存在を身近に感じることができて、とても感慨深く思います。「光る君へ」はまもなく最終回を迎えますが、この旅のおかげで終幕に向け心の準備が整いました。たくさんのキャスト・スタッフと一年半、真心を込めてつくりあげた作品を最後まで、目を離さずに見届けていただけると嬉しいです」とコメントを寄せている。
「道長さんぽ」は12月29日、NHK総合で午後4時23分から33分まで全国放送。(石川友里恵)