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山崎賢人、意外な特技を生かしたアクションに挑戦

山崎賢人の意外な特技って?
山崎賢人の意外な特技って? - 写真:TOWA

 「アイアムアヒーロー」などの花沢健吾による同名コミックを実写映画化した『アンダーニンジャ』で、今なお暗躍している忍者たちのひとり、雲隠九郎を演じた山崎賢人(*崎は「たつさき」)。『キングダム』シリーズや『ゴールデンカムイ』シリーズで数々のアクションを披露してきた彼が、本作で自身の特技を生かしたアクションに挑戦した。

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 雲隠一族の末裔にあたる主人公の九郎は、忍者組織「NIN」の末端忍者=下忍だ。おんぼろアパートの一室でニート同然だった彼に舞い込んだ、待望の重大忍務。それは、戦後70年以上に渡り地下に潜り続けている謎の組織“アンダーニンジャ”の動きを探ることだった。九郎は彼らが潜り込んでいるという講談高校へと潜入し、最強の敵に立ち向かっていく。

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 「仕事がなくて落ちこぼれみたいなのに、九郎はメチャメチャ強い。アクション監督の田渕(景也)さんが、原作の良さを残しながら、映画としてのアクションを入れて考えてくださいました。伝統的な忍者っぽさもありつつ現代風なんです」と現代忍者エンターテインメントならではのアクションをアピール。

アンダーニンジャ
(C) 花沢健吾/講談社 (C) 2025「アンダーニンジャ」製作委員会

 高い身体能力を誇り、これまでさまざまなアクションを経験してきた山崎だが、本作のアクションは一味も二味も違うと続ける。「今回は足先まで鍛え上げている、なかなかない表現に挑戦しました。原作漫画では(九郎の兄弟である)十郎がメチャメチャ足を使うキャラですけど、映画では九郎の“達人感”を表現するために、普通の人ではありえない足の動きを取り入れました」

 「足をほぐしたり、足の人差し指と親指でモノを掴んだりする練習はしましたけど、実はもともと足が器用なんですよ。だから『ついに来たぞ』と(笑)。僕にとってこの役はハマり役でした」と笑みを浮かべて、自身の意外な特技が生かせたことを明かす。
アクションシーンではさらに「圧倒的な強さや余裕のある感じ」も意識。たとえば冒頭の歩道橋で忍者狩りのアレクセイを倒すシーンで、首を足で絞める際に頬杖をついているようなポーズをとるのは、「九郎の“余裕感”を見せたかった」山崎自身のアイデアだという。

 「日本刀を持てたことも、すごくうれしかったです。撮影現場に独特の緊張感がありました」と振り返る山崎。唯一無二の忍者アクションを武器に、新たな当たり役を手に入れた彼が、この冬スクリーンで躍動する。(取材・文:柴田メグミ)

映画『アンダーニンジャ』は1月24日より全国公開

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