「ゴジュウジャー」テガソードの声は梶裕貴 「ゼンカイジャー」ではガオーン役「全力全開で演じてまいります」
スーパー戦隊シリーズ50周年記念作品「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」(テレビ朝日系・2月16日スタート)の制作発表イベントが26日に配信され、スーパー戦隊史上初の変身アイテム・武器・巨大ロボを兼ね備えた「テガソード」の声を、人気声優の梶裕貴が担当することが発表された。
「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」は、これまでのスーパー戦隊の中でも最高最強の《ナンバーワン》を目指し、子どもたちに圧倒的な人気を誇る動物や恐竜=獣(けもの・ジュウ)をモチーフにしたヒーローが活躍する物語。願いが叶うという戦隊リングをめぐり、戦隊同士もライバルとなり、ナンバー1を目指してバトルを繰り広げる。
神のような存在であるテガソードは、普段は巨大な「右手」のカタチをして、人知れず存在している。その力は、かつて起きた「ユニバース大戦」により、強い願いを持つ人間と惹かれ合う性質を持つ無数の「指輪」に分割されてしまった。そこでテガソードは、指輪が選んだ人間たちと契約し、彼らのナンバーワンを決める「指輪争奪戦」を主催する。
スーパー戦隊シリーズ第45作「機界戦隊ゼンカイジャー」(2021~2022)でゼンカイガオーン/ガオーン役を務めたことも記憶に新しい梶は、「この度、『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』にテガソードの声を担当させていただくことになりました、声優の梶裕貴です。記念すべきスーパー戦隊シリーズ50周年。作品に関わらせていただけること、とてもとても嬉しく思っております」とコメント。「順位を決めること自体がはばかられる昨今。今、あえてナンバーワンをキーワードにした作品づくりを決断した東映さんの熱い魂、心からリスペクトです。みんなそれぞれが必ずどこかでヒーローであり、誰かにとってのヒーローである。これまでの声優人生で、僕はそう教わってきました。きっとみんながナンバーワンなんじゃないかと」とアピールする。
そして、「本作でのナンバーワンは誰になるのか。何を意味するのか。出演者としてはもちろん、1人の作品ファンとしてもドキドキワクワクしながら見守っていければと思っています。これから毎週、全力全開でテガソードを演じてまいりますので、1年間どうぞよろしくお願い致します」と「ゼンカイジャー」のフレーズをちらつかせながら意気込んだ。(編集部・倉本拓弥)