「御上先生」高橋恭平、“30秒”の出演シーンで猛反響 なにわ男子メンバーからも「印象に残ったよ」

日曜劇場「御上先生」(TBS系・毎週日曜よる9時~)に謎の青年役で出演中の高橋恭平(なにわ男子)が、9日放送の第8話を前にインタビューに応じ、シークレットキャストとして参加した本作の裏話や、なにわ男子のメンバーからの反響などを語った。
【第7話画像・ネタバレあり】椎葉の処分撤回を…署名活動する生徒たち
本作は、高校教師となった東大卒のエリート文科省官僚・御上孝(松坂桃李)が、令和の時代を生きる18歳の高校生たちを導きながら、汚い大人たちの権力によって子供たちが犠牲になっている現実に立ち向かう“大逆転教育再生ストーリー”。高橋ふんする謎の青年の詳細は伏せられたままだったが、第8話から本格的に彼の謎や正体が明かされていく。
当初は高橋の出演そのものがシークレットとされていたが、なにわ男子のメンバーもそんな高橋の状況に気を遣ってくれていたようだ。「メンバーとかは……。もちろん僕のスケジュールとかわかっているので、(出演することを)薄っすら知っていたりするわけです。『第2話から出るんよ』と話しをしたら、みんな喜んでくれました」と述べ、メンバーの長尾謙杜が初登場時の放送を見てくれたことなどを嬉しそうに振り返る。
高橋は「(長尾は)第2話を見てくれて、短いシーンなのに、『出てたね』って声をかけてくれました。『30秒やけど印象に残ったよ』って。道枝(駿佑)とかもずっと見てくれているみたいです」と笑顔でメンバーの様子を紹介。また「御上先生」に出た反響は大きいとも明かし、「いろんな人から声をかけてもらえるんです。それくらい『御上先生』はすごいんやなって思いました」とドラマの人気を実感しているという。

第5話では、謎の青年が隣徳学院3年2組の神崎拓斗(奥平大兼)から声をかられるシーンも話題となった。高橋は奥平との共演シーンについて「(今のところ共演したのは)大兼だけなので、彼と絶対仲良くなろうって。初めて撮影が一緒になった時に、僕がグイグイ詰め寄って、その日の内に連絡先を交換しました。僕は、教室で撮影している生徒役のみなさんが羨ましいんです。『わー、そこで撮影したかったな』って思う部分もあるので、ずっと大兼経由で教室での撮影の話を聞いたりしています」と奥平とのやり取りを明かす。
また、本作には高橋の後輩にあたるAmBitiousの真弓孟之も波多野侑役で出演している。高橋は真弓について「あの子、苦手だったんです(笑)」とユーモアを交えて振り返り、「関西の子が怖いんです。関西人って、別にみんな面白いわけじゃないんです。僕は面白くない関西人の方で……。顔合わせの時に、(真弓は)『はい!』って元気に立って、面白いこと言うんですけど、『お願い、ここでは(面白いことは)するな』って思っていました」と真弓との顔合わせ時のエピソードを告白する。
「顔合わせの場はテーブルを四角く、ロの字の形に作って、みんなで座って、順に挨拶をしていくんですけど、(真弓が面白いことを言うと)『俺もなんかせなかあかん……』って(笑)。最初、何を言おうか考えていたんですけど、一気にどうでもよくなって。しかも(真弓が)『先輩もこういうのやってくれるんちゃうん、最後、落としてくれるんちゃうん』ってプレッシャーをかけるので、ぽそっと『怖いですよ』って言いました。僕は松坂桃李さんをはじめキャストの皆さんとはその日が初めましてだったんです。なので、唯一知っている大兼を見ながら話していました(笑)」
高橋は本作が初の日曜劇場出演となった。「嬉しかったです」と述べ、「これをきっかけに僕を含めて『なにわ男子』を知っていただければいいなと思います」と感想を話す。日曜劇場「ラストマンー全盲の捜査官ー」に出演していた永瀬廉(King&Prince)にも報告をしたといい、「もちろん報告しました。『おめでとうー』っていつも通りのテンション感で返事が来ました。逆に3行くらいで返ってきたら怖くなります(笑)」と充実の表情で振り返る。また、芝居は「楽しい」とも明かし、「アイドル業の派生でいろんな役柄とか、いろんな自分を見せることができる。それで自分にもグループにも貢献できたらいいなと思います」と前を向いていた。(取材・文:名鹿祥史)