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阿部寛、3年ぶり6回目の日曜劇場主演 永野芽郁&道枝駿佑と初共演「キャスター」4月放送開始

日曜劇場「キャスター」で共演する永野芽郁、阿部寛、道枝駿佑
日曜劇場「キャスター」で共演する永野芽郁、阿部寛、道枝駿佑

 俳優の阿部寛が、2025年4月期の日曜劇場「キャスター」(毎週日曜よる9時)で、2022年放送の「DCU」以来、3年ぶり6回目の日曜劇場枠主演を務めることが明らかになった。日曜劇場初参加にして、阿部とは初共演となる、永野芽郁道枝駿佑が脇を固める。

【画像】渋すぎ…「VIVANT」の阿部寛

 本作は、テレビ局の報道番組を舞台に、ひとりのキャスターが、闇に葬られた真実を追求し悪を裁いていく社会派エンターテインメント。阿部が型破りなキャスター・進藤壮一役で主演を務め、進藤に振り回されながらも奮闘する総合演出を永野、進藤を尊敬するジャーナリスト志望の新米ADを道枝が演じる。

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 阿部が演じる進藤は、“世の中を動かすのは真実!”をモットーとする信念の男。公共放送の社会部記者として15年間キャリアを積み、その後は報道番組のキャスターを務めていたが、民放テレビ局JBNの会長に引き抜かれ、報道番組「ニュースゲート」のメインキャスターに就任する。

 放送開始から40年の歴史を誇る「ニュースゲート」だが、時代と共に番組内容が変化し、現在の視聴率は低迷している。進藤は、生ぬるい報道体制を正すことが使命で、番組を正すためにやってきたと豪語し、真実を伝えるためには手段を選ばず、既存のルールを無視した独自の取材や調査を行い、圧倒的な存在感で周囲を巻き込んでいく。

 進藤と同じく「ニュースゲート」のテコ入れとして総合演出に抜擢されるのが、永野演じる崎久保華。バラエティ番組で活躍し会長賞を獲得したこともある華だが、ある理由から不本意だった報道への異動を受け入れ、進藤に振り回されながらも奮闘する。

 そんな進藤に憧れる、入社2年目のアシスタントディレクター(AD)・本橋悠介を演じるのは道枝。留学先のアメリカでジャーナリズムを専攻していた悠介は、志を持ってJBNに入社し、報道記者を希望するも、ADとして進藤や崎久保と行動を共にすることに。ジャーナリズムへの強い憧れから、理論が先行してしまい失敗もある悠介だが、進藤と出会ったことで成長の兆しを見せる。

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 プロデュースは「半沢直樹」「下町ロケット」「グランメゾン東京」などの伊與田英徳をはじめ、関川友理佐久間晃嗣が担当。もはや日曜劇場を代表する存在ともいえる阿部と、初参加となる永野と道枝のぶつかり合いにも期待したい。キャスト、伊與田プロデューサーのコメントは以下の通り。(編集部・入倉功一)(編集部・入倉功一)

主演・阿部寛

この作品では、真実を追い求める男の信念と覚悟を全力で演じています。どこまでが正義で、どこからが悪なのか、見るたびに考えさせられるはずです。キャスターとしての責任と葛藤、その裏にある人間らしさも感じてもらえると思います。緊迫感あふれるシーンの連続なので、ぜひ最後まで見逃さずに楽しんでください。
永野さんと道枝さんとは初共演なのですが、お二人ともお芝居が素晴らしく、元気も良いので、お二人を研究しながら自分も負けないように頑張って撮影していきます。皆さんと協力しながら見ごたえのある番組にしたいと思っていますので、ぜひ4月の放送を楽しみにしてください。よろしくお願いします。

永野芽郁

阿部さんとはいつかご一緒したいと思っていたので、今回こうしてご一緒できるのが楽しく刺激的な毎日です。道枝くんとも初共演なのですが、年も近いので私が演じる華と道枝くん演じる本橋の関係性も含めて、一生懸命ふたりの凸凹コンビ感をつくっている最中です。そのコンビネーションも皆さんに期待していただけたらと思います。
それぞれの正義や思いが交差していく部分が面白く、見ごたえあるドラマになっていると思います。私は総合演出として走り回っているので、皆さんも私と一緒に走り回っているような気持ちでハラハラドキドキしながらぜひご覧ください。

道枝駿佑

阿部さん、永野さんという豪華な方々とお芝居でご一緒させていただけるのがすごくありがたく、おふたりに食らいつきながら毎日を過ごしています。おふたりが現場でたくさんお話ししてくださるので、僕も時間を忘れて話しすぎたりするのですが(笑)、今回の撮影を通して、もっと距離を縮めていけたらなと思っています。登場人物の熱さが画面を通して皆さんに伝わればいいなと思いますし、なかなか見ることのない報道現場の裏側も注目ポイントだと思います。日曜の夜を毎週楽しみに『キャスター』を見てくださったらなと思います。

プロデューサー・伊與田英徳

キャスター役の阿部寛さん演じる進藤が、悪い奴らをどんな風に成敗するのか大変楽しみです。そんなキャスター役の阿部さんに振り回されながらも、ある思いを届けようとする永野芽郁さん演じる総合演出役の華が、逆風の報道の世界にどう立ち向かうのかも楽しみです。そして、志高く海外で報道を勉強していた道枝駿佑さん演じるADの本橋が、理想と現実の狭間で、どうやって自分の進むべき道を見つけるのかも楽しみでなりません。
私が学生時代にTBSでアルバイトをしていた頃、報道の大先輩とお話しさせていただく機会がありました。その方はある事件の対応で数日に渡って泊まり込みでニュース番組に携わっていて、私がいろいろと質問させていただいた際に「真実を伝えることの大切さと重要さ」について熱く教えていただきました。徹夜続きで眠かったと思いますが、その先輩の熱量に圧倒されたことを鮮明に覚えています。
このドラマの企画が進み、今回、実際に報道に携わる方々に取材させて頂いて改めて報道の大切さと同時に難しさを痛切に感じました。ドラマというフィクションの中で、いろいろな架空の人物が登場し、事件が勃発しますが、報道に携わる方々に教えていただいた魂を大切に、精一杯制作させていただきたいと思います。
阿部さんがどんな役をやったら面白いのか? と考えているときにふと、キャスターはどうだろうと思い立ち、阿部さんに相談してこの企画に至りました。実は、まさか阿部さんがキャスターをやっていただけるとは思っておらず、いまとてもワクワクしています。
さらに阿部さんとタッグを組む役者の皆さんを考える中で奇跡的な出会いがありました。とある授賞式でお会いした永野さんとはいつか作品でご一緒したいと思っていて、今回、ようやく念願が叶ってとても嬉しく思っています。
道枝さんはなにわ男子のコンサートを拝見したときに、会場の隅々までキラキラのオーラが伝わってきたことに感動し、ぜひご一緒したいと思っていました。その圧倒的オーラの記憶は焦ることなく今もつい昨日ように思い出されます。
お三方が報道を舞台にどんなお芝居をしていただけるのか、今から楽しみです。皆さんも、楽しみにお待ちいただきたく思います。

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