吉柳咲良『白雪姫』レイチェル・ゼグラーとのデュエット振り返る「素敵な人でした」
女優の吉柳咲良が12日、都内で開催された映画『白雪姫』(2025)のスペシャルミュージカルイベントに出席。7人のこびとたちや女王、魔法の鏡役の声優らと共に、華麗な歌声を披露した。イベントには、月城かなと（女王役）、諏訪部順一（魔法の鏡役）、津田篤宏（おこりんぼ役）、日野聡（くしゃみ役）、平川大輔（てれすけ役）、浪川大輔（ねぼすけ役）も参加した。
本作は、ディズニー初の長編映画である『白雪姫』を、『アメイジング・スパイダーマン』のマーク・ウェブ監督が新たなミュージカル版として実写化。『ウエスト・サイド・ストーリー』のレイチェル・ゼグラーが白雪姫、『ワンダーウーマン』シリーズのガル・ガドットが邪悪な女王を演じる。
白雪姫の衣装で登場した吉柳は、先日来日したレイチェル・ゼグラーと、劇中歌「夢に見る ～Waiting On A Wish～」をイベントでデュエットしたことを振り返り「とても緊張していたのですが、レイチェルさんが手をつないでくれるなど、とても優しく接してくれたので、楽しく過ごすことができました。素敵な人でした」と笑顔を見せる。
続いて吉柳は、劇中歌「口笛ふいて働こう」を披露すると、その後は「ハイ・ホー」の掛け声と共にこびとたちが登場。津田、日野、平川、浪川が劇中歌「ハイ・ホー」を歌うと会場は盛り上がる。さらに、女王役の月城と魔法の鏡役の諏訪部も参加して、ミュージカルさながらのシーンを演じる豪華な演出で会場を魅了した。
その後、吉柳はこれまで何度も披露していた劇中歌「夢に見る」をパワフルかつ情緒いっぱいに歌い上げると、会場からは大きな拍手が。
吉柳は「今日は皆さんがいてくれたので、安心して歌うことができました」と笑みをこぼすと「見どころしかない作品ですが、楽曲がとても美しく素敵なので、ぜひ劇場でご覧いただきたいです」と映画をアピール。諏訪部は「魔法の鏡は果たして歌うのでしょうか？ 観てのお楽しみです」と客席の期待をあおっていた。
吹替版の魅力を聞かれた津田は「まずは日本語であることですね」とボケてみせると「僕はいつも関西弁なのですが、標準語をしゃべっているんです。美しい日本語を堪能して」とコメント。日野が「原音とは違う、吹替版ならではの歌の美しさも楽しんで」と呼び掛けると、浪川も「ニュアンスとか、日本語ならではのかゆいところに手が届くような魅力を感じてほしいです」と語っていた。（磯部正和）
映画『白雪姫』は3月20日より全国公開
