ADVERTISEMENT

「デアデビル」MCU復活の舞台裏 チャーリー・コックス、マーベル社長からの電話に「言葉を失った」

MCUで新章開幕!「デアデビル:ボーン・アゲイン」より
MCUで新章開幕!「デアデビル:ボーン・アゲイン」より - (c) 2025 Marvel

 マーベル最新ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」で主人公マット・マードック/デアデビルを演じるチャーリー・コックスが、マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギとの印象的なエピソード、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でデアデビル再演を果たした心境を語った。

【動画】デアデビル復活!完全新作「デアデビル:ボーン・アゲイン」予告編

 デアデビルは、盲目の弁護士マットのもう一つの顔で、法では裁けない悪を暴力で叩きのめす自警団ヒーロー。チャーリーは、Netflix制作の「Marvel デアデビル」(2015)から10年にわたり同役を務めており、本作のエグゼクティブ・プロデューサーを務めるブラッド・ヴィンダーバウムは「チャーリー・コックスは非常に多才な俳優で、このキャラクターを様々なアプローチで演じることができます」と太鼓判を押す。

ADVERTISEMENT

 「Marvel デアデビル」はシーズン3(2018)で幕を下ろし、チャーリーはしばらくデアデビル役から離れていた。マーベルではシリーズが刷新される際、ヒーローもリキャストされる場合も多い中、チャーリーは周囲に“自分以外あり得ない”と思わせたほどデアデビル愛を抱き続けた。

 彼がMCUでデアデビルを再演するきっかけになったのが、ファイギ社長からの電話だ。「数年前、ケヴィン・ファイギから電話をもらって『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』と『シー・ハルク:ザ・アトーニー』にカメオ出演するために戻ってくるというアイデアを持ちかけられたんだ」とチャーリーは回顧。「そして……その後にも“何か(本作の製作)があるだろう”と言ってくれた」と「ボーン・アゲイン」の存在も仄めかしたそうで、「私は言葉を失い、大喜びだった」と当時の心境を振り返った。

チャーリー・コックス演じるマット・マードック - (c) 2025 Marvel

 10年以上、デアデビルと人生を共にしてきたチャーリー。当時からデアデビルで成し遂げたいことを深くイメージし、話し合っていた。「もし、所謂“スーパーヒーロー的な要素”に頼りすぎずに成り立つ作品が作れたら素晴らしいのでは、と話していました。ファンに向けたアプローチも大切ですが、その上で、コミックやヒーロー映画で育ってこなかった層にも響く、洗練された興味深いストーリーがあれば、新鮮でまた違ったドラマ作品として楽しめる要素になるはずです。良い演技がなされ、新しく、違いがあって、大胆な作品ーーそう感じられるものを目指しました」

ADVERTISEMENT

 デアデビルの役づくりで、毎日ジムに通い、武道やボクシングのトレーニングも導入。アメリカ訛りのアクセントコーチの下、発音練習も行った。「視覚障がいのコンサルタントと一緒に、パフォーマンスとしてどのように表現すべきか、全員が一貫性を持てるようにすることが大切で、いろいろと工夫しました」

 「このキャラクターは10年以上にわたって私の意識と人生の一部でした」とチャーリー。一度シリーズが終わり、満たされない思いが残っていた中、「ボーン・アゲイン」で堂々のカムバックを果たし、「もう一度演じられることを非常に幸運だと思っていますし、とてもワクワクします」と喜びを明かす。最新作では、序盤から大きなトラウマを背負ったマットが、宿敵キングピンが市長となったニューヨークで再起を図る。(編集部・倉本拓弥)

「デアデビル:ボーン・アゲイン」ディズニープラスにて独占配信中

『デアデビル:ボーン・アゲイン』|予告編|Disney+(ディズニープラス) » 動画の詳細

関連作品を配信サイトで視聴

※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT