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『アベンジャーズ』悪役女優、金銭面でマーベルと衝突 『エンドゲーム』離脱の理由が明らかに

プロキシマ・ミッドナイト役のキャリー・クーン
プロキシマ・ミッドナイト役のキャリー・クーン - Jason LaVeris / FilmMagic / Getty Images

 映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)で悪役の一人であるプロキシマ・ミッドナイトを演じたキャリー・クーンが、出演料を巡りマーベルと衝突していたことが明らかになった。夫で俳優・劇作家のトレイシー・レッツが、ポッドキャスト番組「The Big Picture」に明かした。

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 プロキシマ・ミッドナイトは、最強の敵・サノスの部下「ブラック・オーダー」の一人。ワカンダ王国での決戦では、ブラック・ウィドウらアベンジャーズの女性メンバーと激闘を繰り広げた。キャリーは、モーションキャプチャーと声で同キャラクターを演じている。

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 サノスやブラック・オーダーは、『インフィニティ・ウォー』に続いて『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)にも登場したが、キャリーは同作に出演していない。彼女は公開当時、撮影には呼ばれていたものの、スケジュールの都合で出演が叶わなかったと Entertainment Weekly に語っていた。

 ところが、夫のトレイシーによると、『エンドゲーム』にキャリーが出演しなかったのはギャラ交渉の決裂が理由だったという。「マーベルは彼女に、続編(『エンドゲーム』)にも出演してほしいと声をかけたと聞いてます。彼女は『1本目(『インフィニティ・ウォー』)が史上最も成功した映画になりました。もう少し出演料を払ってくれませんか?』と言いました。すると、マーベル側は『いいえ。これ以上の報酬は支払いません』と答えたんです」

 マーベルの回答を受け、キャリーは「もう出演しません」と決断。オファーを断られたマーベルは、「マーベル・ユニバースに関われただけでも感謝するべき」と返したという。「だから彼女は断ったんです。この件をもっと話題にしてもよかったのですが、(人々が)映画を観に行くことになるので、それはしたくなかった」とトレイシー。夫婦そろって、『インフィニティ・ウォー』『エンドゲーム』を観ていないことも明かしている。この件について、マーベルはコメントしていない。

 マーベルと袂を分かったキャリーは、『不都合な理想の夫婦』(2019)や『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(2020)といった映画に出演。現在は、ドラマ「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」シーズン3に出演中で、同シーズンはまもなく最終話を迎える。(編集部・倉本拓弥)

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