シーズ・オール・ザット (1999):映画短評
シーズ・オール・ザット (1999)冴えない彼女。をプロデュース
脚本にM・ナイト・シャマランが絡んでいた噂もある、「ピグマリオン」から始まる王道シンデレラ・ストーリー。とはいえ、文武両道な校内の人気者が悪友(若きポール・ウォーカー)とのゲームで、クラスの冴えない女子をプロム女王に変貌させるなか、当の悪友も恋してしまう展開だけに、ドラマ「野ブタ。をプロデュース」に影響を与えたのは間違いない。堀北真希同様、最初から可愛いレイチェル・リー・クックのプロモ映画であると同時に、主題歌「Kiss Me」の使い方、アッシャーやリル・キムなどのキャスティング、またリアリティTVの先駆け「リアル・ワールド」ネタなど、いろいろとヒット戦略が練られた一本でもある。
この短評にはネタバレを含んでいます