光の雨 (2001):作品情報
光の雨 (2001)見どころ
1972年に起きた連合赤軍事件を、同年代に学生運動を体験した『TATOO(刺青)あり』の異才・高橋伴明監督が映画化。事件をモデルにした立松和平の同名小説の映画化に挑む、若手俳優や監督の葛藤を浮き彫りにした青春群像劇。“総括”と称して仲間に集団リンチを加える様子は凄惨だが、事件の単なる再現ではなく、小説の映画化を劇中劇として描くスタイルが新鮮だ。劇中組織の幹部役の山本太郎、祐木奈江、池内万作が見せる、狂気へと迫ってゆく迫真の演技は必見。
あらすじ
若手映画監督・阿南(萩原聖人)は映画『光の雨』のメイキングを依頼される。CMディレクター・樽見(大杉漣)の初監督作品だという。キャスティングされた20名以上の若手俳優たちは、当時の若者の行動に戸惑いながらも役作りに励むが……。
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キャスト
スタッフ
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
-
- シネカノン
- 技術
- ヴィスタ/ステレオ
- (渋谷シネ・アミューズ 池袋新文芸坐ほか全国)