歩く、人 (2001):作品情報
歩く、人 (2001)見どころ
『海賊版=BOOTLEG FILM』『殺し』に続いて、3年連続カンヌ国際映画祭出品を果たした小林政広監督の人間ドラマ。監督の実体験を基に、妻に先立たれた初老の父親と息子2人の微妙な人間関係を、ユーモアを交えて淡々と描く。主演は『殺し』に次いでの出演となる緒形拳。16年前に監督が書いた脚本を読んで惚れ込んだ緒形が映画化に尽力し、本編中に挿入される川柳やタイトルの題字は彼の自作自筆だという。香川照之、林泰文、大塚寧々ら共演陣の好演も味わい深い。
あらすじ
造り酒屋を営む66歳の本間信雄(緒形拳)は、家業を継いだ次男と2人暮し。彼の楽しみは密かに慕う女性が働く鮭の孵化場に通い、稚魚の成長を眺めること。間近に迫った妻の三回忌を機に、信雄は12年前に家を出た長男と和解したいと思いはじめる。
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キャスト
スタッフ
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
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- オフィスサンマルサン
- モンキータウンプロダクション
- 技術
- カラー/ビスタ
- (三百人劇場)