ヴァンダの部屋 (2000):作品情報
ヴァンダの部屋 (2000)見どころ
ドキュメンタリーとフィクションの境界を超え、世界各地の映画祭で絶賛された話題作。ポルトガルの鬼才監督ペドロ・コスタは、リスボンのスラム街に生きる若者たちを描いた『骨』の製作後舞台となった街に戻り、その続編ともいえる本作を手がけた。再開発で家々が取り壊され、ドラッグが蔓延するゲットーに2年間暮らしながら、絶望的な状況を淡々と生きる人々の日常を映し出す。薄暗い空間に射し込む光と、屋外に溢れる光を捉えた静謐な映像が印象的。
あらすじ
再開発工事と強制移住が進むリスボンのスラム街フォンタイーニャス地区。その街に暮らすヴァンダ・ドゥアルテは時折野菜を売り歩く以外は、部屋を訪ねる人との会話や麻薬の吸引に余念がない。一方、劣悪な環境でも人々の暮らしが息づく街は破壊されつつあった。
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キャスト
スタッフ
- 監督・脚本・撮影
- 編集
- 録音
- 製作
映画詳細データ
- 英題
- No Quarto da Vanda
- 製作国
- ポルトガル・ドイツ・フランス
- 配給
-
- シネマトリックス
- 技術
- 1:1.66/カラー/ドルビーSR
- (シアター・イメージフォーラム)
- リンク
- 公式サイト