追悼のざわめき デジタルリマスター版 (2007):作品情報
追悼のざわめき デジタルリマスター版 (2007)見どころ
マネキンを愛する青年の元に集まった、救いようのない境遇に生きる人間たちの狂気を描く美しくグロテスクな悲劇。1988年に公開された当時、熱狂と嫌悪感の相反する論争を巻き起こした衝撃作を、ハイビジョン映像とデジタル音響で鮮明によみがえらせた。監督はインディーズ映画界で、一貫してタブーを描き続けている松井良彦。生々しくも絵画のようにファンタジックな映像と、登場人物たちの本能のすさまじさは圧巻。
あらすじ
大阪の廃墟ビルで暮らす誠(佐野和宏)は、“菜穂子”と名付けたマネキンに惨殺した女性の生殖器を埋め込み、2人の愛の結晶の誕生を待ち望んでいた。そんな誠に思いを寄せる小人症の夏子(仲井まみ子)は、菜穂子の存在を聞かされ絶望する。一方、廃墟ビルの屋上へと導かれ、菜穂子を目にした兄妹(隈井士門、村田友紀子)は……。
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
-
- 安岡フィルムズ
- 技術
- モノクロ
- (シアター・イメージフォーラム)
- リンク
- 公式サイト