懺悔 (1984):作品情報
懺悔 (1984)見どころ
ソビエト連邦時代のスターリンによる恐怖政治を彷彿(ほうふつ)とさせる、時代の独裁者に翻弄(ほんろう)されたある家族の悲劇と告発を描く一大叙事詩。独裁者を偉大な支配者と呼び、痛ましい真実からは目を背ける独裁政権のあり方を真正面からとらえた。監督はグルジア映画界の巨匠、テンギズ・アブラゼ。ソビエト連邦崩壊前の1980年代に公開されて話題になり、1987年のカンヌ国際映画祭でも審査員特別賞を受賞。極めて社会性の高いテーマを扱いながら、幻想的で芸術的な描写で観る者に深い余韻を残す作品に練り上げた。
あらすじ
偉人として慕われた市長(アフタンディル・マハラゼ)の墓を掘り起こした犯人が捕まった。犯人のケテヴァン(ゼイナブ・ボツヴァゼ)は、法廷で過去の苦難を語り始める。両親は無実の罪で捕らえられ、収容所で亡くなった。真実を聞いた市長の孫トルニケ(メラブ・ニニゼ)はパニックにおちいってしまう。
映画短評
1件
キャスト
スタッフ
- 監督・脚本
- 脚本・音楽監修
- 脚本
- 撮影
- 美術
映画詳細データ
- 英題
- REPENTANCE
- 製作国
- ソビエト連邦
- 配給
-
- ザジフィルムズ
- 技術
- カラー/スタンダード/モノラル
- (岩波ホール)