谷中暮色 (2009):作品情報
谷中暮色 (2009)見どころ
第59回ベルリン国際映画祭に正式出品され、話題を呼んだセミドキュメンタリー。現代と江戸を往復するフィクションと、1957年に消失した谷中五重塔を題材にしたドキュメンタリーが一体となって展開していく。監督は前作『ビッグ・リバー』もベルリン映画祭で高い評価を受けた舩橋淳。寺の住職、墓守、江戸大工、郷土史家ら、地元の人々が語る五重塔の記憶と、五重塔というシンボルを失った町の喪失感に、独特のタッチで迫る映像詩が見どころ。
あらすじ
東京の下町、谷中で古いホームムービーの保存活動をしているかおり(佐藤麻優)は、1957年に焼失した谷中五重塔の炎上を記録した8ミリフィルムの存在を知る。霊園の墓守、伝統工芸の職人、郷土史家ら、さまざまな人に取材を試みながら幻のフィルムを追う中、かおりは地元の青年・久喜(野村勇貴)と出会い、恋に落ちるが……。
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映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
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- BIG RIVER FILMS
- 技術
- カラー
- リンク
- 公式サイト