ゆきゆきて、神軍 (1987):作品情報
ゆきゆきて、神軍 (1987)見どころ
1969年1月2日、昭和天皇一家に向けてパチンコ玉を撃つ事件を起こすなど、過激な行動で世間を騒がせたアナーキストの奥崎謙三氏に密着したドキュメンタリー。天皇の戦争責任を追及する元日本兵の奥崎が、ニューギニア戦線で起きた「人肉事件」「敵前逃亡事件」の真相を暴くため、元上官たちを訪ねて追及する姿にカメラが密着する。監督を務めるのは『極私的エロス 恋歌1974』『全身小説家』などの原一男。日本のみならず海外でも観る者を震撼(しんかん)させた問題作。
あらすじ
神戸市で妻と共にバッテリー商をしている奥崎謙三氏は、激戦地だったニューギニア戦線に派遣され、千数百名の兵士のうちわずか三十数名しかいなかった生き残りの一人である。唯一の“神軍平等兵”を名乗るアナーキストの彼は、「神軍」の旗をたなびかせた車に乗って日本各地へ向かう。
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映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 技術
- カラー/DCP