11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち (2012):作品情報
11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち (2012)見どころ
文豪として確固たる地位を築きながら、私兵的団体「楯の会」を結成した三島由紀夫とメンバーの姿を追ったドラマ。「楯の会」と共に陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地に籠城(ろうじょう)した果てに自決を遂げた彼の胸中に、『キャタピラー』『海燕ホテル・ブルー』の若松孝二が迫っていく。『空気人形』『かぞくのくに』の井浦新が、三島の晩年の姿を鬼気迫る演技で体現。『キャタピラー』でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した寺島しのぶ、『極道めし』の永岡佑ら、実力派から注目株をそろえたキャスト陣の演技のほか、太く熱く生きていた三島と若者たちの姿に圧倒される。
あらすじ
「金閣寺」「憂国」などの傑作、話題作を放ち、文豪として世界からも高い評価を得ていた三島由紀夫(井浦新)。学生運動が全盛を極めている中、彼は民族派の若者たちを集めて民兵組織「楯の会」を結成し、有事の場合には自衛隊と共に決起できるようにと訓練を行っていた。しかし、自衛隊には能動的に出動する機会も権利もないことを知り、落胆と不満を抱えていくようになる三島と「楯の会」の若者たち。そして、そのいら立ちは抑えられないところまでに達し、彼らは日本のみならず、世界中をも震撼(しんかん)させる大事件を起こす。
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キャスト
スタッフ
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
-
- 若松プロダクション
- スコーレ
- 技術
- カラー
- (テアトル新宿 ほか)
- リンク
- 公式サイト