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ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン (2011):映画短評

ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン (2011)

2012年4月28日公開 125分

ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン
(C) 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
ミルクマン斉藤

女にしか書けないJ.アパトー流ブロマンスへの回答。

ミルクマン斉藤 評価: ★★★★★ ★★★★★

主演のクリステン・ウィグが脚本も手掛けたのが成功した女性コメディの金字塔。女性のホンネをぶちかました下ネタのエグさと濃さ。とりわけ前フリの段階からカタストロフまでしっかりと描かれる高級ドレスショップでの修羅場なんて前代未聞の徹底ぶりで、ウィグの壊れっぷりも痛々しく、しかもしつこい。一番のお騒がせ役M.マッカーシーが、イイところで癒しに回るのにウルンときてしまうのだけど、それであっさりウィグが改心したりしないのもまたしつこくて、やはり相当に業の深い作品ではある。母親役に『結婚しない女』のジル・クレイバーグを持ってきたのも、間違いなく'70年代後期のいわゆる「女性映画」を意識しているのだろう。

この短評にはネタバレを含んでいます
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