無人地帯 (2012):作品情報
無人地帯 (2012)見どころ
原発事故後の福島を捉え、第62回ベルリン国際映画祭など数々の映画祭で上映されたドキュメンタリー。警戒区域に指定される直前の福島第一原子力発電所20キロ圏内などで撮影を行い、住民が避難して無人地帯と化した田園風景や周辺地域に住み続ける人々、圏外ながら避難の期日が迫る飯舘村の住民たちを映し出す。監督は、『映画は生きものの記録である 土本典昭の仕事』などの藤原敏史。放射能汚染という目に見えないもののために翻弄(ほんろう)される福島の現状を浮き彫りにする。
あらすじ
2011年春、福島第一原子力発電所事故の翌日には原発から20キロ圏内の住民は避難を命じられる。無人となった田園地帯には例年と変わらず春の息吹が訪れるが、そこに何代も住み続けてきた人々の生活と文化、歴史は奪われてしまう。一方、原発から40キロ離れていた飯舘村の大地も汚染され、故郷を離れる刻限が迫っていた。
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スタッフ
- 監督
- 朗読
- 音楽
- 撮影
- 編集
- 音響
- 制作
- 製作
映画詳細データ
- 製作国
- 日本/フランス
- 配給
-
- シグロ
- 技術
- カラー/HD
- (ユーロスペース)