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ウーマン・イン・ブラック2 死の天使 (2014):映画短評

ウーマン・イン・ブラック2 死の天使 (2014)

2015年11月21日公開 98分

ウーマン・イン・ブラック2 死の天使
(C) Angelfish Films Limited 2014
平沢 薫

ハマー・フィルムならではの正統派ゴースト・ストーリー

平沢 薫 評価: ★★★★★ ★★★★★

 続編もハマー・フィルムらしい正統派ゴースト・ストーリー。ハマー・フィルムはクリストファー・リーやピーター・カッシングのホラー映画で知られる英国の映画会社。一時は低迷したが、2007年に新資本で復活して正統派ホラーの製作を再開、ヒットしたのが前作「ウーマン・イン・ブラック」。昨今のホラーのショック演出や残虐描写は排除して、古典的ホラー映画を甦らせた。本作はその直系の続編。前作の40年後、前作と同じ屋敷で、戦時疎開の子供たちと、若い女性教師が奇妙な出来事に遭遇する。ちなみに前作の監督は映画2作目、本作の監督は映画3作目。英国の新人監督を起用するのも、このシリーズのコンセプトなのかもしれない。

この短評にはネタバレを含んでいます
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