ウーマン・イン・ブラック2 死の天使 (2014):映画短評
ウーマン・イン・ブラック2 死の天使 (2014)ハマー・フィルムならではの正統派ゴースト・ストーリー
続編もハマー・フィルムらしい正統派ゴースト・ストーリー。ハマー・フィルムはクリストファー・リーやピーター・カッシングのホラー映画で知られる英国の映画会社。一時は低迷したが、2007年に新資本で復活して正統派ホラーの製作を再開、ヒットしたのが前作「ウーマン・イン・ブラック」。昨今のホラーのショック演出や残虐描写は排除して、古典的ホラー映画を甦らせた。本作はその直系の続編。前作の40年後、前作と同じ屋敷で、戦時疎開の子供たちと、若い女性教師が奇妙な出来事に遭遇する。ちなみに前作の監督は映画2作目、本作の監督は映画3作目。英国の新人監督を起用するのも、このシリーズのコンセプトなのかもしれない。
この短評にはネタバレを含んでいます