放射線を浴びた[X年後] (2012):作品情報
放射線を浴びた[X年後] (2012)見どころ
2012年に日本テレビ系「NNNドキュメント'12」で放送された「放射線を浴びたX年後」に、新しい映像を追加した劇場版。アメリカが1954年に行ったマーシャル諸島ビキニ環礁での水爆実験によって被曝した、第五福竜丸をはじめとする日本の漁船とその船員たちや、人々の関心と歴史から消えてしまった第五福竜丸以外の被曝事例を追跡しながら、その裏に隠された日米両政府の機密などを浮かび上がらせていく。福島第一原発事故とそれによる放射能汚染の混乱のまっただ中にある現在だからこそ、次々と映し出される事実には戦慄(せんりつ)してしまう。
あらすじ
1954年の3月から5月にかけ、アメリカはマーシャル諸島ビキニ環礁で6回にわたる水爆実験を実施。それにより第五福竜丸など、近海で操業していた多くの日本の漁船と船員が被曝する。にもかかわらず、第五福竜丸を残してほかの被害は歴史から消されてしまっていた。そして、その事実を広めようと、高知県の高校教師・山下正寿と生徒たちが地道で詳細な調査を1980年代に敢行。南海放送のテレビクルーは、8年もの歳月をかけて彼らの足跡をたどり、被曝した漁船員たちの消息、日本とアメリカの機密文書、実験が及ぼした日本本土への汚染実態に肉迫する。
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キャスト
スタッフ
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
-
- ウッキー・プロダクション
- 技術
- カラー
- (ポレポレ東中野 ほか)
- リンク
- 公式サイト