ハンガー・ゲーム2 (2013):映画短評
ハンガー・ゲーム2 (2013)![ハンガー・ゲーム2](https://img.cinematoday.jp/a/T0016078/_size_640x/_v_1449754577/main.jpg)
空恐ろしい独裁国家の国民懐柔術
ハンガー・ゲームに強制参加させられた、ヒロイン・カットニスのサバイバル術が話題となった前作。深作欣二監督『バトル・ロワイアル』を知る我々にとっては緊迫さとアイデアに欠けると言わざるを得なかったが、第2弾は向かう敵も大きくなり俄然、第3弾への期待度が高まってきた。圧政を強いるスノー大統領への抵抗から革命へ。歴代勝者ビーティのセリフが胸に響く。「大会(ハンガー・ゲーム)は人が定めた。ならば廃止も出来る」。
ただ、今やオスカー女優となったJ・ローレンスの成長ぶりは゛最強の炎の少女゛の域を軽く超え、「ハリポタ」ラドクリフの二の舞いになりそうな勢い。最終章の早急な公開を求む。
この短評にはネタバレを含んでいます