父をめぐる旅 異才の日本画家・中村正義の生涯 (2012):作品情報
父をめぐる旅 異才の日本画家・中村正義の生涯 (2012)見どころ
イマジネーション豊かな発想で、戦後の日本画壇で次々と型破りな作品を発表した反骨の画家中村正義の足跡をたどるドキュメンタリー。22歳で日展初入選を果たすものの画壇の旧態依然とした体質に反発し、やがて日展を脱退する孤高の男の生きざまをスクリーンに焼き付ける。彼の娘の中村倫子が生前父が描いた風景画の場所や、交流のあった人々を訪ねながらその真の姿に迫る。52歳で他界するまで絵筆を握り続けた男の壮絶な人生に心打たれる。
あらすじ
1924年、愛知県豊橋市に生まれた中村正義は病弱だったため学校を中退し、自己流で絵を描き始める。その後、日本画の大家中村岳稜に師事し、22歳という若さで日展に初入選する。36歳のときに日展審査員に大抜てきされるが、画壇にはびこる旧弊な権威主義に疑問を感じた彼は日展を脱退し、今までとがらりと違う画風の作品を発表する。
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キャスト
スタッフ
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
-
- 太秦
- 技術
- カラー/HD
- (東京都写真美術館ホール)
- リンク
- 公式サイト