革命前夜 (1964):作品情報
革命前夜 (1964)見どころ
フランスの文豪スタンダールの代表作「パルムの僧院」を基に、イタリアの鬼才ベルナルド・ベルトルッチがメガホンを取った青春作。左翼思想にとりつかれたブルジョワの主人公が、親友の死や許されぬ恋に苦悩しながら自己を模索する姿を描く。ベルトルッチ監督の自伝作とされている本作で主演を務めるのは、『死んでいるのは誰?』のフランチェスコ・バリッリ。現実と理想の間で揺れる若者のやり切れない日々を画面に焼き付けた若き俊英の実力に驚く。
あらすじ
1962年、ブルジョワ階級に属する青年ファブリツィオ(フランチェスコ・バリッリ)は、イタリア北部の古都パルマで暮らしている。彼は小学校教員のチェーザレ(モランド・モランディーニ)の影響ですっかり左翼思想にかぶれていた。ついにファブリツィオは同じ階級の婚約者クレリア(クリスティーナ・パリセット)との婚約解消を、自分がマルクス主義なのを理由に決意するが……。
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キャスト
スタッフ
- 監督・原案・脚本
- 原案・脚本・製作
- 撮影
- 編集
- 美術
- 音楽
映画詳細データ
- 英題
- PRIMA DELLA RIVOLUZIONE
- 製作国
- イタリア
- 配給
-
- ザジフィルムズ
- 技術
- モノクロ/ビスタサイズ/デジタル