笹の墓標 (2013):作品情報
笹の墓標 (2013)見どころ
第2次世界大戦下に雨竜ダムの建設や名雨線鉄道工事のために強制連行され、その地で亡くなった労働者の遺骨発掘を取材したドキュメンタリー。1997年から2012年の間に日本人、韓国人、在日韓国人の若者たちがダムのある北海道幌加内町に集まり、強制労働の犠牲となった人たちの遺骨の収集、さらには韓国の遺族へ遺骨を返還する様子を、全5章、9時間超に及ぶ記録として映し出す。若者たちの純粋で真摯(しんし)な姿から、過去に向き合うことの大切さを思い知らされる。
あらすじ
1997年、北海道幌加内町朱鞠内。日本人、韓国人、在日韓国人の若者たちによって、戦時中に行われた雨竜ダムと名雨線の工事に従事した強制労働者の遺骨が発掘された。発掘は数年間続き、4体の遺骨が遺族に返された。60年以上が過ぎても遺族の癒えない悲しみに彼らは何を思い、また両国の和解は可能なのか。カメラは2012年までの活動を追う。
映画短評
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映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 企画・制作・著作
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- 森の映画社
- 技術
- カラー/DV
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- 公式サイト