インシディアス 第2章 (2013):映画短評
インシディアス 第2章 (2013)1作目の復習を万全にして臨みたい快作
前作の設定を踏まえながら、さらなる超常現象や、過去の怪事件を描く続編。これがよくできていて、主人公である一家の父親の幼少期や、彼とともに悪霊に立ち向かった霊能力者関係者の奮闘がうまく絡められ、1作目の製作段階から、続編の構想が練られていたのではないかと思えてくる。
『ワイルド・スピード』シリーズ最新作も楽しみなジェームズ・ワン監督の演出は『死霊館』と同様にキレがあり、不意を突く悪霊描写や、おどろおどろしいそのビジュアルは絶品。オバケ屋敷映画としてのクオリティは高い。
前作に続いて敵となる悪霊の正体を明かした物語もスリリング。十分に楽しみたいなら、一作目を復習して臨むことをお勧めする。
この短評にはネタバレを含んでいます