おばあちゃんが伝えたかったこと カンボジア・トゥノル・ロ村の物語 (2011):作品情報
おばあちゃんが伝えたかったこと カンボジア・トゥノル・ロ村の物語 (2011)見どころ
多くの命を奪われた、カンボジアのポル・ポト政権下での虐殺がテーマのドキュメンタリー。拷問や虐殺が日常茶飯事であった同時代を生き延びたトゥノル・ロ村の住民に密着取材を敢行、政権下で何が起きたのか、キリング・フィールドと呼ばれた刑場で何が行われたのかに迫っていく。メガホンを取るのは、移民研究で修士号を持つイタリア人映像作家エラ・プリーセ。虐殺の実態を語るだけでなく、スタッフとしてもトゥノル・ロ村の人々が参加するというワークショップ形式の制作スタイルも興味深い。
あらすじ
フィールドワークを通じて、難民キャンプやロマなどの流浪民の実態を研究している映像作家エラ・プリーセ。彼は1975年から1979年のカンボジア、ポル・ポト政権下で行われた膨大な数の人間が犠牲となった虐殺の実態を調べようとする。キリング・フィールドという異名を持っていた刑場でもあったトゥノル・ロ村へと赴いたエラ・プリーセは、幼い子どもをインタビュアーにしてポル・ポト政権下を生き抜いた祖母の体験を聞くといったユニークな手法を取る。やがて、虐殺をめぐる凄惨(せいさん)な証言が集められていく。
映画短評
1件
スタッフ
- 監督・脚本
- 監督
- 脚本
- 撮影・編集
- 編集
- 録音
- 製作
映画詳細データ
- 英題
- WE WANT (U) TO KNOW
- 製作国
- カンボジア
- 製作
-
- クメール民主主義研究所
- 技術
- カラー/ブルーレイ
- リンク
- 公式サイト