アマゾン大冒険~世界最大のジャングルを探検しよう!~ (2013):映画短評
アマゾン大冒険~世界最大のジャングルを探検しよう!~ (2013)子供向けのネイチャー入門としては最適
厳密にはドキュメンタリーではなく「キタキツネ物語」的な大自然ドラマ。飛行機事故でアマゾンに迷い込んだ子ザルの目を通して、世界最大の秘境に棲息する生き物たちの営みが描かれる。
悶絶級に可愛い主人公の子ザルくんはともかく、野生の動物や昆虫に芝居をさせる…というか、脚本通りに行動させるのは至難の業だったろう。4Kカメラで撮影された立体感のある美しい映像も見事。ま、筆者の場合、アマゾン川の光景を見て反射的に「食人族」のテーマ曲が脳裏で鳴り響きましたが(笑)。
本格的なドキュメンタリーを好む向きには違和感もあろうが、環境破壊に警鐘を鳴らす物語を含め、子供向けのネイチャー入門としては最適だと思う。
この短評にはネタバレを含んでいます