ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー (2014):映画短評
ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー (2014)これまた新ビリーがイケメンなのよっ!
今年9月28日、世界9カ国に配信された英国公演のライブ中継を劇場で。歴代ビリーの競演に出演者勢揃いの圧巻ダンスは舞台ならではの醍醐味。欲を言えば「ゲキ×シネ」並のカメラ&編集技術があればもっと臨場感を味わえたはず。そこは貴重な一夜を体感出来る価値には代え難いと我慢。
映画版よりも`80年代の英国炭鉱街の悲哀が色濃く出ている本作。ロマ音楽にブルースしかり歌や踊りは下層階級の心の叫びから生まれたモノが多く、『アニー』などのミュージカルの代表作も概ね主人公のド根性人生物語。いかに本作がミュージカル向きであったか。そして改めて思うはずだ。『フラガール』は実話とはいえ、やっぱり…皆まで言うまい。
この短評にはネタバレを含んでいます