シグナル (2014):映画短評
シグナル (2014)ストーリー主導の展開なのに、映像美に目を奪われる
ストーリーを語るためではない映像が、魅了する。水の表面張力のなめらかさ、ひややかさ。短いイメージ映像が、ドラマの進行とは関係なく、あちこちに挿入されて、ひとつの世界を構築していく。
基本的には、ストーリー展開で引っ張っていく作品で、ありがちなドキュメンタリー系ホラーの様式で始まって、いきなり別ジャンルにジャンプ。そこからのストーリーのアウトラインは予測出来ても、細かいところで意表を突かれてしまう。そんなストーリーなのに、映像の美しさに感じ入る瞬間がある。そして、あちこちに突然出現する映像が、目を奪う。監督は本作が「地球、最後の男」に続く2作目の32歳、今後に注目だ。
この短評にはネタバレを含んでいます