波伝谷に生きる人びと (2014):作品情報
波伝谷に生きる人びと (2014)見どころ
宮城県南三陸町にある海沿いの小さな漁村・波伝谷を撮り上げたドキュメンタリー。2008年3月から2011年3月11日の東日本大震災直後のおおよそ3年間にわたって撮影された、同村と住民の姿を通し、海という自然に根差して生きる人たちの生活を捉える。メガホンを取るのは、東北学院大学文学部史学科在学中より波伝谷での民俗調査を行っていた我妻和樹。豊かな自然の風景に圧倒される一方、それらが震災で失われた現実にもがくぜんとする。
あらすじ
東北学院大学文学部史学科に在学中、民俗調査で宮城県南三陸町の海沿いにある漁村・波伝谷を訪れた我妻和樹。住民全員で敢行する熱気に満ちた獅子舞に魅了された彼は、一人で波伝谷に通ってはカメラで村や人々の様子を捉えていく。明け方からカキのむき場で仕事をする女性たち、収穫できるまで3年を要するホヤの成長を見守る男性たち、古くから残る「結い」「講」といった独特の習慣などを収めては、映画にしようとする我妻。そして3年にわたる撮影を終え、試写会の日取りを組もうと波伝谷に向かった矢先、東日本大震災が発生する。
関連記事
スタッフ
- 監督
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 製作
-
- ピーストゥリー・プロダクツ
- 技術
- カラー/16:9/HD
- (ポレポレ東中野)
- リンク
- 公式サイト