ダイバージェントNEO (2015):映画短評
ダイバージェントNEO (2015)昨今のY.A.向けディストピア物では一番充実してます
人間が5つの適正に分けられた未来社会で、その全てを兼ね備えたがために、異端者(ダイバージェント)として政府から追われる少女トリスの闘いを描くシリーズ第2弾。今回は逃避行を続けるトリスと仲間の友情を軸に、ダイバージェントが存在する理由や国家体制を揺るがす驚愕の真実などが明かされていく。
なんとなく『ハンガーゲーム』最終章と被る展開も少なくないが、ハードなアクションの見せ場や人間ドラマの厚みは本作の方が勝る。高潔な理想主義者が権力を握ることの怖さも説得力あり。とりあえず、映画にテレビに似たようなヤングアダルト向けディストピア物が連発される昨今だが、その中では一番完成度が高いシリーズではある。
この短評にはネタバレを含んでいます