ペット (2016):映画短評
ペット (2016)大人向け要素も濃厚な動物版「トイ・ストーリー」
飼い主が留守の間に繰り広げられるペットたちだけの世界を描いた、動物版「トイ・ストーリー」である。
家から飛び出して迷子になった2匹の犬が、外の世界の様々な脅威に晒されつつ、仲間たちの助けで家路を目指すという物語はありがちだが、「お熱いのがお好き」から「グリース」まで様々なパロディの盛り込まれた賑やかさは捨てがたい。ソーセージ工場のミュージカルシーンなんて、ぶっ飛び過ぎていて大爆笑だ。
飼い主に捨てられてグレまくった元ペットたちもインパクト強烈。とりあえず見た目だけは可愛いウサギは別として、結構みんな見てくれがエグい(笑)。毒の効いたギャグも含め、大人向け要素も濃厚。そこが個人的には好き。
この短評にはネタバレを含んでいます