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一度死んでみた (2019):映画短評

一度死んでみた (2019)

2020年3月20日公開 93分

一度死んでみた
(C) 2020 松竹 フジテレビジョン
くれい響

バラエティな学園祭ノリにハマるんデス!

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

「広瀬すずがデスメタルやったら面白くない?」という、いかにも代理店発想や、同じ脚本家だけに『ジャッジ!』同様のギョーカイのウサン臭さもする案件ではあるが、そこはフジテレビ映画。バラエティ番組のような波に一度ノってしまえば、堤真一とリリー・フランキーの「日野の2トン」寸止めな掛け合いなど、学園祭ノリにも慣れてくるから不思議なものである。クライマックス、“ミサという名の告別式”までの盛り上げ方は巧く、同じメタル映画だった『音量を上げろタコ!』のような路線変更もなし。いい意味で、おバカなスター無駄遣い映画ともいえるが、そのなかでも松田翔太に関しては、かなりの儲け役デス!

この短評にはネタバレを含んでいます
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