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居眠り磐音 (2019):映画短評

居眠り磐音 (2019)

2019年5月17日公開 121分

居眠り磐音
(C) 2019映画「居眠り磐音」製作委員会
くれい響

“殿”から十年、松坂桃李が最強の浪人に!

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

ドラマ版の山本耕史もなかなかだったが、人柄の良さの裏に陰もある浪人・磐音のキャラは、同じくプライベートが見えない松坂桃李のハマり役だろう。時代劇特有のハードルの高さがあるかもしれないが、序盤の友情物語から一転、殺伐とした展開と重厚な演出から、舞台を江戸に移しての“ナメてた相手がじつは剣豪”な人情ドラマへ。その緩急の差が現代的であるうえ、座長として頼もしさも感じる松坂に加え、お互い違うアプローチで怪演する柄本明・佑親子などのキャスティングが絶妙だ。本木克英監督作としても、『空飛ぶタイヤ』超のベストな仕上がりで、1日も早く同じキャスト&スタッフによる続編を観たいと思うほど!

この短評にはネタバレを含んでいます
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